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未完成恋愛シンドローム
【同性愛♂ 官能小説】

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未完成恋愛シンドローム - 目覚め --1

―登場人物―
・結城 和葉/♀/13歳(中2)
147/43
伊吹のクラスメート。音楽部所属。
セミロングの髪の毛をポニーテールでまとめている、ボーイッシュな女の子。
元気。天然。
藤沢家の目の前の家に住んでる、所謂ご近所さんの幼なじみ。双子との仲は良好。っていうか、万人に好かれるタイプ。
アホの子に見られることもあるものの、たまに鋭いツッコミをいれることもあり、なかなか侮れない。
音楽部でのパートはピアノ・バイオリン。この頃ギターをやってみようと、倉庫に放り込んであったアコギを引っ張り出して練習中。
カイトのことをコントロール出来る数少ないキャラの1人(ぇ)
一人称は『ボク』二人称は伊吹からは『和葉』海斗からは『よー(葉)ちゃん』小太郎・祐士郎etcからは『和葉ちゃん』
・今井 祐士郎(ゆーし)/♂/13歳(中2)168/52/
海人のクラスメート。野球部所属。3人兄弟の末っ子。
元々、小太郎とは幼稚園からの付き合いで、今でもよくつるんでる。
部活ではエースピッチャーでありながらも1番を打ち、時にはショートを守ったりはたまた4番を打ったりと、割と万能選手な巧打者。足は速い。意外と努力家。
エロゲー大好き(犯罪デス)・可愛い女の子大好きと、割と自分に正直なヒト。
地毛は茶色で少し癖のある髪質。オシャレ好き。
基本明るく、なんだかんだで男女共に人気のある性格。だがしかし好きな子に告白するごとに何故か毎回毎回玉砕している。よっていまだに女の子と手を繋いだ事すらない。ただそれをネタにするコイツにも問題はある気がする(藁)
趣味は絵を描くこと。
爪を噛むクセあり。


「・・・?」
下の階が騒がしい。
騒がしいというか・・・。
朝の部屋。瞳を開け、うつらうつらとしながらも時計を見る。
―AM 7:01
余程とんでもない寝癖でもついてない限り、学校には余裕で間に合う。
「ん・・・・」
この頃どんどん寒くなって来ている。
布団にくるまる。
確か、さっき一回起きた時は6:30とかだったから、もう一回寝たら7:30には起きるだろうと思った。
―ドタドタドタ
「・・・・・」
煩い。
っていうか、まさかこの足音・・・。
「おっはよー」
「・・・」
布団にくるまりながら、軽く溜め息をついた。
―まったく・・・・。
ほんとにこいつは空気が読めてない。
人がせっかく心地良い三度寝を満喫しようとしてたところを・・・・。
「伊吹ちゃーん?」
布団の外に、気配を感じる。
「・・・」
―も少し寝かせろ。
「もしもーし」
「・・・・」
「起きてー」
「・・・・・」
「・・・」
「・・・・・・?」
「・・ぐすっ」
―ガバッ
跳ね起きた。


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