想いのいきつく果て〜決意〜-7
「あっ…ちゃんと…触って…んっ…」
「ここ?」
優しく乳首をコリコリ摘む。
「あぁぁ…あっ…そこ…気持ちいい…」
「…やらしいな……ひろ…前、みてみ」
前を見ると大きな鏡にふたりの淫靡な姿が写しだされていた。
「…や……あん…あっ…恥ずかし…い…」
「…めっちゃエロい……ひろ…もっと乱れて…」
しのの手が片方は乳首を転がしながら、もう片方は下の方に下がっていく。
「…こっちも綺麗にせな…」
グチュ…
「あっあぁぁ…だめ…あん…はぁぁぁ…」
「ひろ…すごい…濡れすぎ…」
しのの息遣いも荒くなってきた。
しのの指が一本二本、中にするりと入って掻き混ぜていく。
「あっ!あん…し…のく…変なの…はぁん…何か…へん…あぁぁぁ…」
クチュクチュ、音が激しさを増していく。
同時にしのの興奮も上昇していく。
「ひろ…変になって…ええよ…もっと感じて…」
「ああん…し…のくん…何かでちゃ…う…あっぁぁぁ…だ…め…あぁ…」
紘子は、遠退く意識の中で勢いよく潮をふきながら果てた。
ーーーーーー
気が付くとベッドに寝かされていた。
「…あ…れ…?…」
「ひろ…良かった気ぃついて…」
「私…お風呂で…」
「うん、潮ふいて気失ったんやで」
しのが口角をあげて意地悪くニッと笑った。
記憶が徐々に蘇って恥ずかしさを増していく。それと同時に顔が赤面していくのがわかった。
「めっちゃ可愛かった。ひろ初めて?潮ふいたん…」
「……」
無言でコクリと頷いた。
「そかそか。よしよし」
しのが嬉しそうに頭を撫でてながら耳元に近づいてくる……
「けど…まだまだこれからやで…」
「…し、しのくん…」
これじゃあ心臓いくらあっても足りない…
私をこんなにときめかせ、喜ばせ、そして切なくさせる…