想いのいきつく果て〜決意〜-3
「ほら!到着や〜!めっちゃ空いとるな〜」
「平日だし。寒いもん」
「乗り放題やな!あれいこ、あれ!」
しのの指差す方には大きな観覧車が…
手を引かれ観覧車に乗り込み、しのの真向かいに座った。
「…ひろ〜…何でそっちやの?こっちおいで」
しのが手を引っ張り、移ろうとした瞬間、観覧車が揺れ、しのの膝の上に座ってしまった。
「あ…ごめん…」
立ち上がろうとすると、そのまま後ろからそっと抱き締められた。
「ひろ…このままでええよ」
「しのくん…?」
「…今日は…いっぱいしよな?」
そう耳元で囁きながら息をふきかけられる。
身体中がゾクゾクする。
「あん…ふぁ…ぁ…」
「ひろはすぐ感じる…」
耳たぶを舐められ、うなじ、肩と舌を這わせてくる。
「はぁぁぁ…あっ…ん」
「紘子…こっち向いて…」
しのの方に顔だけ向けると、あまりの色っぽさに本当にドキッとさせられる。
「さっきの続きな…」
舌を絡めあい、音をたてながらの激しいキス…
キスをしながらしのの手がコートのボタンをひとつ外し胸の頂きに…
「…っ…んん…」
感じちゃうのにキスで息をするのが苦しい…
「…ひろ…可愛い…声出してええよ…」
キスから解放され、両手で胸を揉まれる。
シャツと乳首がすれて気持ちいい…
「あっ…あん…はあぁん……」
「ひろ、後ろからされるん好き?」
「あっんあぁ……うん…すきぃ…はぁん……」
「じゃあここは?」
しのの手がスカートの中に入り、ストッキング越しに割れ目をなぞる。