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僕とあたしの夏の事件慕?
【幼馴染 官能小説】

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僕とあたしの夏の事件慕? 第五話 「僕の事件慕」-11

「ああぁんーっ……すごい! すごいよぉ!」

 膣内は性欲に懐柔され、熱いグミのように鈍い柔らかさで陰茎を弄る。

「僕もイイです……」

 もう遠慮はしなくていい……僕は梓さんを抱き起こし抱え上げる。僕は胡坐をかき、膝の上に座らせるように梓さんを導く。すっかりトロトロになった膣口は、難なく僕を受け入れてくれる。

「あ、また……入っちゃっうよ……んあ、んあぁー」

 結合のしなおしに高く黄色い声を上げ、僕に沈む。

「痛いのにぃ……気持ち、気持ちいいのぉ、マコトクンにされて……身体溶けちゃうのぉ、しっかり捕まえててぇ!」

 今の僕達は恍惚を求める発情した獣……。それは梓さんも同様らしく、僕の背中に爪を立て、欲望を謳歌する。

「はぁはぁ……私、変に……なっちゃう……でも、もっと、もっとしてぇ……」

 結合部は鮮血と互いの粘液が混ざり合い、マーブル模様の泡を立てる。

「梓さん……ハァ、ウゥッ……あー、カハァ……梓さん」

 膣内では亀頭、カリ首を無数のヒダがくすぐり、ジュッポリと潤いを湛え、僕の分身を余すことなく包む。
 女の人の身体ってこんなに柔らかくなるんだ……逆に僕はどんどん固くなるのに。

「マコト君の……わたひの膣をぉ! かき回しすぎぃ……んあ! ア、ハァ、いや、気持ちイイのォぉ!」

 煽情的な声色で挑発されると、根元まで入れて、えぐりたいという欲望が生まれる。
 まだ少し結合の甘い行為を完全なものにするべく、自分の腰を強く突き上げ、逆に梓さんの腰は落とさせる。すると、何かにチュプと口付けされたような錯覚を覚え、先端だけ締め付けから解放される。

「あ、あ、し、子宮? ……奥の奥……まで真琴君、来ちゃった……私、真琴君に……奥までされた……」

 困ったように眉をハの字にして涙をこぼす。パクパクと口を開き何かを求めるように舌を出す。背中に回された手は力を失い、人差し指がかすかに触れるだけ。
 梓さんは快感に囚われているんだ。だったら解放してあげないと。

「梓さん……一緒にイキましょう」

 腰のピストンを出来る限り最速にして、行為の終焉を目指す!

「や、ダメ、そんなに強くされたら……もう、イク……」

 不安そうな目に、妙な嗜虐心をくすぐられた僕は梓さんの身体を壊すつもりで突きたてた。

「んあぁぁ……あ、あ!」

 その一撃が梓さんに絶頂を迎えさせ、同時に結合部に強い伸縮を起こさせる。
 膣内のデコボコの肉壁が、乱暴に僕を弄る……それは一部への刺激のはずなのに、まるで熱いお風呂に落とされたように、一瞬で全身を熱くさせ射精感を沸騰させた。

「梓さん……中に、中に出ちゃいます……手、放してください……」

 本当はこのまま射精したい……だけど、それはいけないこと。


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