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僕とあたしの夏の事件慕?
【幼馴染 官能小説】

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僕とあたしの夏の事件慕? 第四話 「取引」-9

 ふと蔵の奥から風を感じた。初めてこの蔵に入ったとき、真琴は何かを気にしていたけど、もしかして本当に何か秘密があるの?

 携帯を取り出し、ライトをつける。すると、奥には不自然な向きの箪笥がある。

「……ア……」

 誰かのうめき声……!

 あたしは明かりを消し、奥へ向かう。
 そして見つけた。地下に向かう階段を……。

***―――***―――***

 暗く急勾配な階段は少しでも足を踏み外したら、きっとまっさかさまだと思う。

「……こんな事、おやめください……」

「……あの事を……君達が知ることになるが、よいのかな?……」

「……申し訳ありません……」

 今度は男の声も聞こえた……。

 ようやく下につくと、ぼろぼろの襖の隙間から明かりが洩れている。
 あたしは好奇心に負け、破れた穴から中を覗く。

 ……そして悲鳴を上げそうになる口を必死で押さえた。

 だって愛美さんは深緑のワンピースの前をはだけて、黒いブラジャーと青いフリルのついたショーツ姿で狸の前にいるんだもん!

「どうした、上と下が違うではないか、それに香水もきつい」

「申し訳ありません、自分で汚してしまいまして……」

「汚す? 何をしてじゃ?」

「オナニーを……しておりました」

 オナニー? えっと、一人エッチ……だよね?

「仕事をさぼって昼間からオナニーとは困ったメイドじゃの。まあよい、それよりいつものを頼むぞ」

「かしこまりました……」

 愛美さんはふんぞり返る狸の腰に手を回すと馴れた手つきでベルトを外し、ズボンを下ろす。すると縛めを解かれたオチンチンが勢いよく上を向いた。

「真二様の……今日もお元気で……」

 愛美さんは熱っぽい目でそれを掴み、亀の頭のような先端に軽く口付けをして上下にしごき始める。
 あたしは最初何をしているのか解らなかったけど、本で読んだことを思い出した。
 男の人はオチンチンをああいうふうに、上下にしごかれるとキモチが良くなることを。

 しばらく上下運動が繰り返されると、先っぽから何かにじみ出てきて、扱く音がチュプッと水気を含んだものに変化する。

「失礼します……」

 跪いた姿勢から少し前のめりになり、大きく口を開け黒光りするオチンチンの根元まで咥え込む。

「ううむ」

 苦しそうに呻く狸。愛美さんは咥え込んだそれを離そうとしない。


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