プリズム4 最終章-1
夕飯の仕度を終え、琢也は部屋の中を見回っていた。
チャイムが鳴った。玲子が帰ってきたようだ。
勢い良くドアを開けた。
「エ、エリカ!!!!!!」
バシッ!
エリカは琢也のエプロン姿を見るなり。琢也の頬を引っ叩いた。
「さあ、帰るわよ!」
「エリカ。ダメだよ。子供が出来たかもしれないんだ。」
バシッ!バシッ!
琢也の頬を往復ビンタが襲う。
「目が覚めた?そんなの嘘に決まってるじゃない!
話しは後、着いて来るのよ!」
嘘?どうゆうこと? 琢也は考える暇もなかった。エリカに手を引かれ部屋から引きずりだされた。靴も履かずに引っ張られていく。マンションを出ると、待っていた車に琢也を押し込んだ。
「エリカ。これじゃあ誘拐だよ?」
「バカ!」
「さあ話して。
どうゆうこと?」
「怒らない?」
エリカの瞳に怒りの色が浮かぶ。
「ご、ごめん。話す。」
琢也は、玲子のことを話し始めた。
玲子の恋愛感に引かれて話しこんでいるうちに関係を持ってしまったこと。玲子の瞳に全てを見抜かれているような気がして逆らえなかったこと。全てが分からなくなり、玲子の部屋に行ったこと。そこで、もう一度関係を持って子供ができたかもしれないこと。
「分かった。もういいわ。」
「あなた調教されたのね。
マゾであることを見抜かれ従わされたのよ。
そして駄目押しが危険日。
彼女、危険日と宣言して、あなたの精を受けたでしょう?」
「ど、どうして分かるの?」
エリカの瞳が燃え上がる。獣の瞳が琢也に襲い掛かる。
そしてその強さは玲子の比ではなかった。
「あなたを洗脳するなんて簡単。サディストなら誰でもできるわ。」
言い終えると静かにいつものエリカに戻った。
琢也は全てを悟った。そしてエリカが真性のサディストとであることも。
「エリカ。僕を許してくれる?」
「許さないわ。
あなたに罰を与えなきゃね?」
琢也はエリカのベッドで喘いでいた。これからエリカに支配されるのだ。
琢也にとってエリカは女神といっても過言ではない。
エリカを縛るはいやだった。イマラチオもいやだった。
エリカを喜ばせるためなら、どんなことでもしたいと思っていた。
エリカの澄んだ声が響く。
「琢也。あなたがいない間、ずっと我慢してたのよ。」
エリカはショーツを取ると、琢也の顔を跨いだ。
「ほら。見なさい。あなたの大事なところがどうなっているのか。」
エリカのそこは見たこともないほど充血しきっていた。
外陰唇が充血し盛り上がったその中心には小陰唇が突き出すように盛り上がっていた。
クリ○リスが膨らみ包茎から飛び出している。