振り向けお前っ!9話〜夏と海と・・・後編-12
後片付けをし、そして別荘へ戻る。
夕食は、材料を買ってきたりして、皆で作ろうと言うことになった。
が、ほとんど幸宏に頼ってしまった。
「まぁ、ほとんど幸が作ったやつだし。味は保障付きよね・・。」
「俺、ずーっと前にお前に言った料理の話しは無しにするわ。」
「ま、まぁまぁ、悠太達速く食べようぜ、俺もう空腹で耐えられないから。」
「それもそうだな、」
ということで、ほぼ幸宏と皆で作った、夕飯を美味しくいただいた後、少し全員でちょっとした遊びをした後部屋に戻る。
しばらく休んだ後、部屋がノックされる。
「ん?誰だ。」
ドアを開ける。
「あ、神木君、これからお風呂に行くから、準備して。」
「風呂?」
「ここにあるんじゃないの?」
「あ、いや、あるけど・・・、外のでもいいかなーって。」
「いいじゃない行きましょうよ。」
「はぁ、分かったちょっと待ってて。」
「はい。」
そう言ってドアが閉められる。
「さて、タオルと・・・替えの下着と着替えと洗面具かな。」
「私もそれくらいかしら。」
「よし、皆もう待ってるかな。」
「行きましょうか。」
準備が終わったので
部屋を出る、すると、同時に幸宏も出てくる。
「おー準備終わったか、2人とも。」
「幸兄も今終わったのか。」
「もう少し待ってれば皆出てくると思うから、そこで座って待ってようか。」
と椅子を指した。
そして、3人で座ってしばらく待つことにした。
そこにふと幸宏が聞いてくる。
「そう言えば、悠太は、好きな奴居るのか〜?」
「ななな、何をいきなり。」
「居るのかー」
「だからなんでそんな話しになる!」