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今夜、七星で Tsubaki's Time <COUNT1>
【OL/お姉さん 官能小説】

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今夜、七星で Tsubaki's Time <COUNT1>-9

その日も、23時までに家に戻り、町田先輩を待って。
先輩と触れ合って…

だけどユースケ君に言われた言葉が、突き刺さったままだった。
普段でさえなるべく、先輩のことを嫌だと思わないようにしているくらいなのに。
なのに…今日は嫌悪感でいっぱいだった。

「先輩」

「ん?」

行為を終えてシャワーを浴び、あたしの目の前でシャツの襟にネクタイを通している先輩に話しかける。
あたしはベッドの中で体を起こして、こう問いかけた。

「もし…あたしが他の人と寝たらどうします…?」

心臓が止まりそう。
今まで、迷惑をかけたくなくて、何も言わないようにしてたのに。
急にこんな質問…先輩は怒るだろうか?

だけど先輩の答えは。

「別に…」

そう一言。吐き捨てるように言った。
そして、シャツの上にスーツを着ると、何も言わずにドアを開けて出ていく。

「うっ…」

涙がこぼれてく。頬に熱い筋が、幾筋もできる。

あたしはいつの間にか、枕元にあった携帯電話を握りしめて。

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送信トレイ
DATE:20XX/11/15
TO:高梨 樹里
SUB:無題
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ユースケ君と一緒にいるとこごめんね。
ユースケ君の連絡先教えてもらってもいい?



こんなメールを樹里に送っていた――


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