振り向けお前っ!8話〜夏と海と・・・前編〜-8
「幸兄か。」
「え?なに幸さんに連れて行ってもらうの?」
「そうよ、保護者代わりとしても着いてきてもらうのよ。」
「しかしまあよく幸兄が着いてきてくれるようになったよな。」
阿佐美が何かしたのだと言うことは検討は着く、が言わないでおいたほうが良さそうなので黙っておいた。
車の止めてあるところまで行く。
「幸兄ご無沙汰。」
「おー悠太、それに、進一も。久しぶりだなー。」
そして、見知らぬ3人に視線が行く。
「お、そしてそこの3人が阿佐美の言ってた、転校生の友人かな。」
「はじめまして。春本 輝です。」
「あ、あの。小林 薫です。よろしくお願いします。」
「始めまして。北條 愛華です。今日はよろしくお願いします。」
3人が挨拶をする。
「よろしくね。僕は榊 幸宏って言うんだ。」
軽い挨拶を済ませると、阿佐美が割って入る。
「幸には、今日と帰りに送ってもらうのと、保護者の役割をしてもらうの。」
「そう言うことらしいのでよろしく。」
「愛華ちゃんごめん人数増えちゃったけど。」
「いえ、構いませんよ。」
そして、
「よし、準備もいいし行こうか。」
と言うことで、愛華の家の別荘に向かうことになった。
結構な時間がかかってやっと着く。
はぁ、何事も無く無事に終わればいいのだが・・・・。
そんな思いを抱きつつ、俺は、この3泊4日の1日目に差し掛かろうとしていたのであった。
そして、誰かの恋の進展などはあるのだろうか!
後編に続く。
To Be Next Story for Nine