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右腕<初恋
【初恋 恋愛小説】

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右腕<初恋-2

ブロンドの長い髪、綺麗な青い瞳、大人っぽい顔付き

可愛いというより美人と称した方が正しいだろう

その女子をみて懐かしい感覚に襲われた

6年前に一目惚れした感覚に…

そして信号が変わり俺と女子は歩き出した

(こんな人いたか?転校生かなにかだな)

そんなことを考えつつ歩いていると学校についた

朝から友人達と他愛のない会話をしてチャイムがなり俺と仲のよい担任が教室に入ってきてホームルーム

「今日は転校生がきてるぞ!美人だからってくれぐれも襲わないように!」

「先生、それはセクハラでは?つうか暴言ですよ」

「細かいことは気にするな!!」

そんな会話を先生と俺が朝っぱらから繰り広げると転校生が入ってきた

「はじめまして。望月(もちづき)アリサです。よろしく」

手短に自己紹介が終るとクラスの生徒が騒ぎ出した

「おぉ―!!」

「美人だ…」

「あの美しさは反則だろ…」

男子からは称賛の嵐

女子からは溜め息が次々と漏れる

(転校生か…知らねぇはずだな)

「じゃあ長谷川の席のとなりが空いてるからそこにすわってくれ」
「わかりました」

そう望月アリサは返事をし俺のとなりの空いてる席にすわった

「よろしくね。喫煙家さん」

「よろしく」

望月は俺の耳元で静かにそう囁いた

―そして放課後

人が少ない道を選び俺は家に向かってあるいていた

なぜかとなりに望月がいる

「なんでついてくるのさ?」

「あら、あなたには関係ないことよ」

(読めない女だな…そういえば俺の家の隣にこのまえ引っ越し屋のトラックが来てたがまさかな…)

その予感が的中した

俺の家の隣の家に望月という名札がつけられていたのだ

「私の家ここだから。じゃあね」

望月はそういうと家の中に入っていった



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