投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

スケッチ
【学園物 官能小説】

スケッチの最初へ スケッチ 2 スケッチ 4 スケッチの最後へ

スケッチ-3

「服脱いだら言ってね」
のんびりとした先輩の声がした。
その声でまた言いようもなく甘い快感に襲われた。
そして気が付いた。先輩がどう思おうと私は先輩に自分の裸を見て欲しいのだ。
「は、はい!あと少しですから」
パンツに手を掛けた。
最後の砦だ。これを脱いでしまえば、もう後戻りできない。
ゆっくりその白い布が足を伝っていく。
何も身につけていない身体に当たる秋風はやけに涼しいものだった。



「終わりました」
消え入りそうなカナの声を聞いて、僕は振り返った。
薄暗い教室の中、彼女の身体はそこだけ光を放っているかのようであった。それはひとえに彼女の透き通るほどに白い肌のお陰だろう。
それは息を呑むほどに美しい肌だった。モジモジと恥じらう彼女の表情もまたさらに拍車を掛けて素晴らしい。一刻も早く絵に描きたくなる、そんな美しい姿だった。
だが
「両手を外してくれないかな。良く見えない」
これを言うのは少し残酷な気がした。
彼女の羞恥する気持ちは痛いほどわかる。年頃の娘なら当然の反応だ。
でも、彼女が大事な、女性の肢体で最も美しい部分をああして隠していては絵は描くことができない。
「はい」
さっきよりさらに小さな声を出して、彼女は左腕を外した。
僕は思わずため息が出た。感嘆のため息である。
その乳房はあまりに綺麗だったのだ。儚く小さな膨らみには守ってあげたくなるような、男性の本能的な何かを刺激するものがあり、その形もまた洗練されており、それはまさに神様の悪戯としか言えないほど素晴らしいフォルムだった。
そして、何と言っても僕は桃色の突起に目が奪われた。その突起、いわゆる乳首とカナの白い肌の織りなすコントラストは絶妙だった。
おそらくこれを一生見ていても、僕は飽きることがないだろうと思う。見ているだけで、何か得体の知れない満足感が僕を満たすのだ。
「綺麗だ……本当に綺麗だ」
そう言うと、カナは俯かせた顔を真っ赤にした。
そういう姿はますますその美しさに磨きを掛けていた。
「わかってると思うけど、その下の手も外してもらえるかな?」



胸を隠していた手を外しただけで、恥ずかしさで倒れそうになった。
でも、同時にまた不思議な快感が込み上げてくるのを感じた。
先輩は私の事を綺麗だと言ってくれた。
誰が聞いてもわかる、本心から出たと思われるその言葉。
私は嬉しくて仕方がなかった。先輩の役に立てるのだ。それはこの世で最もと言って良いほどに喜ばしいことだった。
でも……
私は秘部を隠す右手に力を入れた。
手のひらは私の秘裂から出る卑猥な汁で湿っていた。極少量なので先輩にバレル心配はない。
でも、秘部を見られるのは恥ずかしかった。死んでしまうほどに恥ずかしいことだった。
ジワッ……
そう思えば思うほど私の秘裂から汁はドンドンあふれ出てくる。
自分はきっといけない子なのだろう。人に見られる事に興奮してしまうなんて本当にどうかしている。
私はギュッと目を閉じた。
恥ずかしさがこれで少しは紛れるような気がしたのだ。


スケッチの最初へ スケッチ 2 スケッチ 4 スケッチの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前