「ストロベリークリーム〜Coffee〜」-6
「…ちょっ…ん……ぁっ…」
長いキスをして、唇を離す
「…お前のその顔、そいつが見なくて良かったぜ」
「…?」
「今のお前見て、色気ないなんていう奴いねぇよ…
…安心してろ、俺がそいつの百倍、愛してやるよ」
竜が首筋に歯を立てる
「あんっ」
「そのかわり、俺とそいつ重ねんなよ」
「重なんないからっ…あんたのほうが、全然性格悪っ…あっ」
鎖骨に沿ってゆっくり舐める
「…可愛くない女」
「な、なによぉっ…んぅっ」
反論しようと口を開けると、再び唇を塞がれた
「んっ…ちょっ、と…ぁん…」
「嘘、お前、めちゃくちゃ可愛いよ」
「ゃ…はっずかしい…じゃ、ないっ…あっ…んぅ」
竜の舌が歯列をなぞり、優しく私の舌の上に下に絡ませる
背中がぞくぞくして、自然と腰が浮いてくる
舌をねっとりと動かし、同時に空いている手が胸を撫で回す
「…ぁあっ…ん……ふぁ…」
竜が中心を指で強く押すと、それはみるみるうちに固くなっていった…
「んっ!ぁんっ…あ…!」
電流が走るみたいに胸の中心から甘く痺れる
やば…ボーっとしてくる
容姿に似合わない甘い攻め方にうっとりしていたとき…
…!
私の中心から液体が溢れるのが分かった
やだ…恥ずかしいっ!
私は椅子の上でひざをこすりつけて何とか耐えようとしたけど、上で執拗に攻められて、とろとろと蜜が出てきてしまう。
「ふっ何してんの?」
「な、何にも…きゃぅっ!」
竜は私を軽々と抱えあげて、どさ、とベッドの上に降ろした。
「…誘ってるようにしか見えねえんだけど?」
私の顔を覗き込みながら言う
「さ、誘ってなんかないっ!」
「じゃ、確かめてみよっか…?」
「や、だめっ…」
竜は私の言葉を無視して下着の上からそっと触れる