白日夢(はくじつむ)・一 第一章:みいちゃん-8
上下左右に舌を動かしながら、娘の舌を翻弄した。
娘の熱い息が、俺になだれ込んで来る。
ついでに、娘の唾液も吸い込んだ。
チーズの味がする。
*貪る=むさぼる
そのまま娘の身体を壁に押しつけると、左手を娘の脇の下に滑りませた。
そして右の手で乳房を荒々しく揉みしだいた。
「あうぅ、うぅぅうっ。」
と、娘から歓喜の声が漏れ始めた。
その声に弾かれるように、俺は唇を首筋から下へと、移動させた。
そして乳房の周辺に移動させると、大きく円を描くように舐め回した。
と、娘の身体から力が抜け始め、俺の左手に重みがのしかかってきた。
「ベッドに行くかい?」
俺の問いかけに、娘は答えることはなかった。
荒い息遣いだけが、浴室に響いた。