学園性活B-2
(少し熱があるわね…)
急いで冷したタオルを用意する。これでも一応保健医だ。手際はいい。
一通りの処置が終り、改めて生徒の顔をよく見た。
(あら…この子高橋君?)
確か今日の予定に入っていたはず…と資料を捲った。
(やっぱり…)
少しクセのある前髪を触ると、俊の目が覚めた。
「気がついた?…それで、いつから具合悪かったの?」
「今朝…からです」
一年生にはよくある光景だった。
初めてとわこの授業を受ける生徒が多いこの時期。あの噂のことはもちろんとわこも知っていた。
「私の授業を休んでも退学にはならないから安心して。だから具合が悪い時は早退するか、ちゃんと保健室にくること、わかった?」
「…はい」
よしよし、と俊の頭を撫でながら微笑む。うっすらと笑窪ができるそのやさしい顔は、はたからみればごく普通の保険医なのだが…。
「それとも…先生とエッチなことがしたくて帰りたくなかったの?」
ベッドの端に腰掛け、毛布の下から手を伸ばした。向かう先は勿論…。
「あっあの、そうゆうわけじゃ…ありません」
「ふふっ、かわいい」
とわこは自身の豊満な胸を俊の体に押しつけながらキスをした。
ちゅ、くちゅっ
キスをしながらも俊が先程から気になっていたのは、とわこの普段とは違う格好であった。長い髪からはシャンプーのいい香り。黒いレースのついたスリップからは白い手足と、はみ出しそうな胸。
「先生、おっ俺…」
俊は勢いをつけて目の前にある谷間に顔を埋めた。夢中で自分の顔を押し当て、舌を這わせた。ブラジャーやパンティといった下着は着けておらず、俊の舌は胸の突起を簡単に捕らえることができた。