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生徒会副会長
【学園物 恋愛小説】

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生徒会副会長3-1

期末も無事に終わり、終業式を終え夏休みに入り一週間がたった。

朱鷺と鈴は夏休みだが学園祭が夏休み後に行われるため。

生徒会室に集まり企画を立てていた。



「鈴・・・今日の仕事終わったから帰るぞ・・・・・」



朱鷺が鞄を持ち席を立つ



「あっ、朱鷺っ待って私も・・・・・」



急いで席を立つと朱鷺は扉を開けたまま鈴を待っていた。



「早くしろ・・・・今日はお前のおばさんに呼ばれてるんだから」



朱鷺は鈴に手を差し出しその手を見て笑顔を浮かべ、鈴はしっかりと朱鷺の手を握り廊下を二人ならんで歩き駐輪所へと向かった。





「ねえ朱鷺・・・・再来週の予定って決まってる?」



バイクに乗り、声が風で聞こえにくいため、鈴は大きな声を出す。



「特に決まってないな・・・・まあ祭には絶対行くだろうけどな」



運転に集中しながら鈴の言葉に耳を傾ける。



「祭?朱鷺誰かと約束してるの?」



「ふ〜ん、じゃあ鈴は祭に行きたくないってことでいいんだな・・・・・」



「えっ!!私との予定だったの!!」



「まあな・・・・テストとかあって全然デートとか出来なかったから、鈴がそろそろ行きたがるんじゃないかと思ってたんだけど・・・・・・行かなくていいなら祭は無しって事で・・・・・」



「だめ、だめ、だめ〜〜〜!!!ホントは私が誘うつもりだったから予定でもはいってるのかと思って・・・・・」



鈴はバイクの上で暴れ始めた。


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