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生徒会副会長
【学園物 恋愛小説】

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生徒会副会長3-2

「バカっ!!暴れるなって怪我したいのか!!」



「あっ・・・・ごめん・・・・・」



「まあ安心しろって、夏休みは生徒会もないから一緒にいられるし、ちゃんと祭にも連れて行くから」



「じゃあ海にも行こうよ!!私もう水着買ってるんだ!」



「まあ予定は二人でゆっくり考えよう・・・・夏休みは長いんだから」



バイクを駐車場に停め、鈴の家に入る。





「お邪魔します・・・・・」



玄関に靴を並べリビングに入ると鈴の母、美咲が料理を作っていた。



「あっ二人ともお帰りなさい!まだ準備終わってないから鈴の部屋で待っててね。」



二人は言われた通りに二階に上がり鈴の部屋に入る。



「今日って鈴の誕生日会なんだろ?なんで俺に準備手伝わせてくれないんだ?」



「朱鷺も今月誕生日でしょ?だから一緒に祝おうってお母さんが言ってた。」



「なるほど・・・・・でも理事長も忙しくて疲れてるんじゃないか?」



「お母さん最近学校でもやることないって暇そうにしてるから問題ないんじゃないかな?」



鈴が朱鷺にコーヒーを渡す。



「サンキュ・・・・理事長も案外暇な仕事なのか・・・・・」



「最近は朱鷺が問題の生徒とかいろんな事してるから問題がなくて楽なんだって・・・・・」



「・・・・・俺もしかして理事長の仕事捕ってる?」



「まあお母さんも楽って喜んでるからいいんじゃないかな?それよりお母さんのこと理事長なんて呼んだら怒られるよ・・・・」



その時鈴の部屋の扉がいきなり開いた。そしてそこに立っていたのは・・・・


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