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生徒会副会長
【学園物 恋愛小説】

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生徒会副会長3-3

「朱鷺くん!!私のことはママかお母さん、最低でも美咲さんって呼んでって言ったじゃない!!」



「いや・・・・まだ鈴と結婚してるわけじゃないし、さすがに名前は・・・・・」



「何言ってるの!!今から練習しとかないと結婚した時すぐに呼べないでしょ?」



「お母さん!!結婚って!」



鈴は顔を真っ赤にして美咲を止めようとする。



「コラッ!鈴おとなしくしなさい!!今朱鷺くんと大事な話をしてるんだから・・・・・」



「わかりました・・・・・でもせめて鈴と結婚してからにしてくれませんか・・・・・」



「朱鷺っそれって・・・・・」



鈴は真っ赤になりながら瞳を潤ませる。



「まあそういうこと・・・・・何時になるかは解らないけど俺はそうしたいって思ってるから・・・・・」



「まあ高校卒業したら結婚式してもらうつもりだけどね。晴美ちゃんとも話し合って決めた事だから二人が別れたりしない限りは拒否は却下だからね・・・・・」



「「なっ!!!もうそこまで進んで・・・・・・」」



「今から卒業が楽しみだわ〜・・・・あっ、もう準備終わったから降りてきてね・・・・」



朱鷺と鈴は二人して苦笑いを浮かべ階段を降りていった。





結局誕生日会は朱鷺と鈴の父の乱入で飲み会へと変わり、酒を飲まされた鈴が泥酔し、朱鷺に甘えたり、突然怒り出したりと収拾がつかなくなり両親たちは逃げて行き、朱鷺は2時間近く酔っ払った鈴の介抱をしたのだった。


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