振り向けお前っ!番外編その一、〜ある日、全員、家にて 前篇〜-6
【聞いてたんですか!?】
《見えないところに行ってただけだ。》
(つ・・ついでに私も・・居ました。)
【(ボンッ、)】
《顔真っ赤だぞ。》
【あぅ・・・】
[フフフッ、弱み握っちゃったわね。]
《あーもう逆らえないな。気をつけろよ〜》
【うぅ・・・皆してひどいです・・それになんで私だけ・・・】
《俺も着替えたぞ。》
(ボンッ)
《あ・・・・・・小林さん居たんだっけ、》
(ススススス・・・スミマセンッ。)
[あ、走ってどっか行っちゃった。]
《なんか俺が悪いみたいじゃん。》
[そのとおりじゃないの?]
(あ、ちょっとお手洗いいってました。)
《ほら、帰って来たぞ》
[着替え終わった後愛華ちゃんなにしてるのかしら]
《おい、話を流すな。》
[あーはいはい、帰ってきたね。じゃ見てみましょう。]
【もういいですよぉ。見なくて】
[いいじゃない、ほら。]
着替えが終わった愛華は自分の部屋をでて台所へ行く。
「あ、お母さん、おはようございます。」
「あら、愛華、休みなのに早いのね。」
会話しながら台所で朝食を作っている
《へぇ、偉いな、親の手伝いして、朝食作りとは、》
【でも、簡単なものばっかりですよ。】
《阿佐美よりましだ。》
[何か?]
《何でもございません。》
[せっかくだし愛華ちゃんが最後だから、もう少し後も見てみましょうか、お昼前までくらいなにしているのか、もちろん全員ね。]
朝食を食べ終わった愛華は少し休んでから自室にもどる。