振り向けお前っ!番外編その一、〜ある日、全員、家にて 前篇〜-4
《優雅だな。》
[優雅ね。]
{でもそれもたまになんだけどね。}
<・・・・俺朝ステーキが・・・い・い・・・・・グー>
《馬鹿か、こいつは、寝言でそんなこと言ってるんじゃねえよ・・。》
[あら、悠太、今頃気づいたの?]
{2人して、すごい言いようですね・・}
《いいんだよ、別に。》
[うん、進一だし。第一朝にそんなもの食べたら、胃がもたれてしょうがないわよ・・]
{あ、・・あはは・・}
《次誰・・いやどっちにする?》
[もちろん、薫ちゃん!]
《じゃあ、小林さんで、》
薫の家にて朝。
やはり女子だ、早い、阿佐美と同じで身支度も終わってる。
「おか・・あさん、おは・・よう、」
「おは・・・よう。」
《[{気弱っ!!}]》
「ハッハッハ、おう、薫おはよう!」
「あ、お父さ・・ん、おはよ・・う。」
《[{性格間逆!!}]》
[びっくりだわね、こうも親の性格違って結婚出来るものなんだ。]
(自分でも、たまに・・そう・思いま・・・す)
《おぉ!?いつの間に。》
(ずっと居ました。でも・・自分の話しになった・・ら、出てこようかと。)
《気づかなかった。》
[薫ちゃんの朝ごはんは?]
《そこ振ってやるなよ、それに、優雅だったら惨めになるだろ。阿佐美が・・》
[・・・・いいわよ別に。]
(わ、私ですか・・朝は紅茶に、パンと、サラダと・・か、後・・スープ、とかでしたね。あの時は。)
《・・・・・朝すごいな。》
[輝君と並んでるじゃない。]
{僕、紅茶は飲んで無かったですね。}
(あ、後、デザートもあり・・ました。シフォンケーキと・・か)
[《朝から!?》]
{あ、あははは・・・、僕もありました。ゼリーだけど。}
《転校生侮れないな。》