振り向けお前っ!番外編その一、〜ある日、全員、家にて 前篇〜-3
《ほれみろ。》
[何でこうゆう場面流すのよ!]
<お前、親まで殴ってんのか>
[うるさい!]
<ゴハァ。>
《あ、進一気失った。》
[ふん、軟弱が。]
《頼むから、俺はやめてくれよ、話が進まなくなるから。》
[変なこと言わなきゃね。]
《輝、気をつけろよ。》
{え?ぼ、僕?}
[いいから続き、このままじゃひどい悪魔じゃない、そのままなのはいやだわ。]
《実際そのとおりじゃないか。》
[何か?]
《イエ・・・》
{(危ないの・・自分じゃないかな・・・)}
戻って、
阿佐美の父親を倒した後、阿佐美はリビングで朝食の準備をする。
が、作るほうじゃなく、皿運びなどで、
《お前、料理できないのか?》
[で、できるわよ!]
《今度作ってもらおうかな。》
[えっ・・・えっええ?、べべ別にいいけど。]
《無理すること無いぞ?》
{(今の告白に近い気が・・・悠太はそんな気なさそうだけど。)}
食卓に並んだのは、普通に一般家庭にある朝食
《平凡だな、》
{いや、それが普通なんだよ。}
[そうよ、輝君の言うとおりよ。]
《俺お茶漬けだったけど・・・》
[問題外じゃない。]
{くっ・・あは、あははは。}
《笑うなよ・・お茶漬け馬鹿にするなよ!》
{僕は、パンだったかな、サンドウィッチとかあとは、ちょっとしたサラダとか。パンもいろいろ種類あってね。}