振り向けお前っ!番外編その一、〜ある日、全員、家にて 前篇〜-2
《そして、そのおかげで、この家庭も楽しく感じるようになったらしい、輝に聞いた話によるとだ。》
《輝のお母さんの変わりようにびっくりしながら次は進一か、どれどれ?》
進一の家の朝、進一は・・・
「ぐぉー、すー、がー。」
《爆睡中!!よし次!》
<ちょちょちょ、ちょっと待った、>
《なんだ進一、俺の解説に不満か?》
<いや、そうじゃなくて、何で俺だけ寝てる場面だけなの、ほかの奴起きてるじゃないか。>
《お前が起きるまで待ってたら昼になる。》
<と言うか、なんで悠太そんな起きるの早いんだよ。>
《たまたまだ。》
<あ、読者の皆様こんにちは、進一です、これから僕も解説に加わろうと思います。>
《遠慮する!!てか、読者の前で愛想売ろうとするな。》
<いいじゃないかよ、次だ次、>
《次は阿佐美か、俺解説するのめんどうだし、知りたい人もいないだろうからいいか。》
<だな。>
[ちょっとちょっと!ちゃんと紹介しなさいよ!]
《えー、面倒じゃん、誰も阿佐美のなんかしりたくないよ。》
[失礼ね!私のファンは知りたがってるわよ!]
《居ないよそんなの。》
[ブン]
《痛っ・・・何だよ、正論言っただけだろ!》
[うっさい]
{ま、まぁまぁ、2人とも落ち着いて、}
《あ、輝今頃出てきたのか。》
<じゃあ、もう怖いから、河谷の家の朝な。>
結局そうなって、
阿佐美の家の朝、
やはりそこは女子であろう、ちゃんと起きて身支度も済ませてある。
[ほら、私まともでしょう?]
《分からないぞ、この後が。》
すると、父親が部屋に入ってくる、
「あーさーみー、あーさーだz――ブホォ」
「勝手に入ってくるな、ベッタリ親父」
阿佐美の家の父親、通称、娘命父、阿佐美が大事でいつもベッタリしようとするが、最近の阿佐美の強さに出来ない。
ちなみに両親ともども働きに出ていて母は出勤時間がものすごく早いが帰ってくるのも早い、その上正社員。