『深夜のコンビニ』-2
「今日入ってたっけ…?」
「はい俺2時からシフト入ってて…」
時計を見ると2時15分を指していた。
「み…見たよね?」
「す、すみません!すぐ声かけるべきだったのに俺…なんか見とれちゃ…あの…ほんとすみません!!」
田中もかなりパニックになっているようだった。自分が混乱しているとき、さらに混乱している人間を見ると意外と冷静になれるものだ。菜々子は落ち着きを取り戻し、この恥ずかしさを乗り切る方法を思い付いた。そしてまだ「すみません」を繰り返している田中にある大胆な提案をしてみた。
「田中君…ひとつお願いがあるんだけど…聞いてくれる?」
「ほ…ほんとにいいんですか?」
「うん…お願い…」
カウンターの下に潜り込んだ田中が震えたような声で確認する。
「早く…して?」
「は、はい…」
田中は目の前にある菜々子のスカートを捲り上げるとパンティに手をかけ、そろそろと脱がしていく。
「うわ…下着がもうこんなに濡れて…」
「だってさっき…してたから…」
「じゃあ…舐めますよ…」
ちろっ…
「んああっ!!」
「ちょ、小谷さん声おっきいです!」
「で…でも…」
田中の舌先がクリ〇リスに軽く触れたただけで、菜々子は今までに感じたことがないような快感に腰が砕けそうになっていた。
「ふ…ふあ…」
「そんなふらふらしてちゃできないですよ…もっとこっちに…」
田中はそういうと菜々子の腰をぐいっと引き寄せ、本格的に愛撫を始めた。クリ〇リスに唇を押し付け、吸引する。
「んふうっ!…はあっ…ああ…んあああっ!!」
極度の興奮と鋭い刺激で快感が高まり、菜々子はあっと言う間に絶頂を迎えた。
「小谷さんもしかしたらもう…?」
「だって田中君がそんな激しく…はぁっ…」
とその時客が店内に入って来た。
「い、いらっしゃいませ!」
客は雑誌コーナーにいくと立ち読みを始めた。
「あっ!」
愛撫が再開され菜々子は小さく声をあげた。
「田中くん…お客さんいるからっ!」
カウンターの下の田中を小声でたしなめる。