振り向けお前っ!6話〜全員集合〜-1
前に輝の過去を知った。
それが理由か俺はこの人生が変わっていく生活もいいと思ったりしていた。
別に自分には害はないし意外と楽しかったから・・・・・
第6話・集まった友
「じゃ、これで授業終りにするぞ。」
と言う声がする教室、そこは悠太の教室だった。
「はぁーまだ2限目終わったとこだよ・・」
「あはは・・悠太・・だるそうだね。」
「うん、だるい。」
「がんばれ。」
「あ!俺、先生に呼ばれてたんだ。行ってくる。」
廊下で
「はぁ〜今回、何・・・言われるんだろうな。」
と、一人事を呟きながら歩いていると
ドンッ
「きゃっ。」「わっ。」
「あっ、ごめん、えっと・・北条さん。」
「いえ、こちらこそごめんなさい。あら?あなたは同じクラスの・・」
「あ、えっと、俺神木悠太(かみき ゆうた)。」
「今まで、あんまり話してなかったから、名前分かんなくて。」
「でも、今ので名前覚えてくれたでしょ?」
にこやかに言う。
「うん、よろしくね。」
「こっちこそ。」
「じゃあ俺用事あるから、じゃね。」
そう言いながら去っていく。
その後ろ姿を愛華は眺めて一言呟いた
「神木君か・・」
そのころ悠太は、
「先生、確か相談室に居るって言ってたな。」
相談室の前まで来ると、少し緊張する。
「何言われるか分かったもんじゃないからな・・」
コンコンとドアをノックし
「失礼します。」
「おぉ神木か。こっちに座れ。」
「はい。」
すると、先生が少し深刻そうな顔をする。