ーアイシテルー-2
「よっ」
「ん、部活お疲れ〜」
恵は少し距離をとって
真士の隣に座った。
色々なことを話した。
部活のこと、学校のこと
家族のこと、友達のこと…
夢中で話していると
いつのまにかもう1時間が
たとうとしていた。
恵はふと疑問をぶつけた。
「てか、今日なんか用事
あったん?わざわざ
呼び出すぐらいやし」
「いや…まあーね。」
「なんなんー?
はっきりゆってや〜」
真士は少しうつむき、
頭をガシガシかきながら
言った。
「んー…と、
はっきり言うとまあ
付き合ってほしい…って
ことかなー」
「は?」
恵は思わず聞き返した。
「えっ!?ってか、
なんで!?」
「…好きやからやろがっ!!」
顔を見ると、真っ赤だった。
それが可愛くて…
「……うちも好きです//」
「えっ!?マジでっ!!!?」
「…よろしくっ!」
こうして
「お付き合い」が
始まったー