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ーアイシテルー
【青春 恋愛小説】

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ーアイシテルー-3

お互い時間もあまりなく
会うときは少し話す
程度だったが、
それで十分だった。





学校近くのマンションの
裏の公園。そこが
2人だけの場所だった。

付き合って2週間がたった頃ー




いつものように並んで座り、
話をしている時

「…あいつアホやねんって!」
「そーなんや〜?」

恵は夜空を見上げながら
話を聞いていた。
左側には真士がいる。

「…」
「…?」

真士が突然黙ったので
どうしたんだろうと思い
顔をのぞいてみる。



「どーしたん?」
坊主頭に手を
かけようとした瞬間
突然腕を掴まれた。

「!?」


「…なんかさー
 愛しいってこーゆーのを
 ゆーんかなーって笑」



「なっ…に
 ゆってんの!?
 熱でもあんの!?」




「恵がかわいすぎるねんって。」





右手で腕をつかまれたまま
左手で頭を引き寄せられて
2人の顔が近付いていった


「ちょっ…」

そしてゆっくりと
唇が重なった。


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