セックスライフ-7
「ったく、こんなに濡らしやがって……牝豚以下だな、おまえ」
汚く罵りながら、ペ○スの切っ先を濡れそぼった熟口にあてがった。
前作同様、今回も擬似行為などするつもりはなかった。
それどころか、より密度の高い生々しさを出すために全力を尽くしている。
撮影前に必ず行われる打ち合わせで、それはみんなも承知だった。
彩の後ろに膝をついている男優が、両手で双方の尻肉を掴みながらニヤリと笑う。
「ほら、お前が待ち望んでいたものをくれてやる!」
このシーンに焦らしなど必要ない。男は力強くペ○スを突き入れた。
「あうっ!!」
たくましい亀頭のエラが、膣壁の入り口から奥までの間を一気に擦り上げる。
強靭な肉棒が柔らかな膣肉を押し分けながらピッチリと秘壺の中に納まった瞬間、熱く燃えていた秘芯からゾワゾワッと物凄い快美感が駆け上がってきた。
その悦楽の衝撃に圧倒された肉体がビクビクッと震え、開いた唇が小さく痙攣していく。
彩の美貌は一瞬にして妖艶に歪んだ。
「中のほうもすっかり喜んでやがる。まるで生き物でも棲んでいるかのように蠢いてるぜ」
「はあぁ……ああぁぁ……」
男の腰が大きな動きでストロークをはじめると、彩は恍惚の表情で喘ぎを漏らしていった。
ジュプ、ジュポ、ヌチャ、ヌチャ―――
掴んだ尻を乱暴に揺らしながら、男の腰が一定のリズムで前後に動いている。
一突きごとに押し寄せてくる愉悦の波。
その波に合わせ、濃厚な吐息がくぐもった声と共に吐き出されていく。彩は、本気でオーガズムを感じていた。
「あっ……ダメッ……嫌ッ、嫌ッ!」
自分の痴態を言葉で否定しながらも、自ら大きなヒップを揺すりたててはそれを男の腰に叩きつけていく。
淫らな女の動きに、男も腰の動きをさらに強めた。
「こ、これは凄いものが出来そうだ……」
演技と本気が混ざり合った彩の妖艶を前に、鈴木監督がボソッと呟く。
周りのスタッフを何気に見ると、男性らは皆一様に腰を引いている。監督は口の端を吊り上げて笑みをこぼし、再び彩のほうへと眼を向けた。
「ハア、ハア、んぐっ!」
挿入の動きを分かりやすくしようと、ずっと大きな動きで一定のリズムを刻んでいた男優。だがしかし、彩の卑猥な腰つきと絶妙な膣の締まり具合にたまらず声を上げた。
「くそっ、出すぞ!!」
声と共にペ○スを引き抜き、手で自分のものを扱きながら彩の尻と背に向けて勢いよく汚濁液を発射していく。
「ああ……ああぁぁ……」
熱いマグマをたっぷりと身体に浴びながら、彩はむっちりと張った尻をビクン、ビクン、と二度三度ほど痙攣させた。
自分の情欲をたっぷりと放出させた男優が、ゆっくりと立ち上がって四つん這いの彩を見つめる。
「まったく、とことんスケベな奴だ……」
伏せの姿勢で尻を持ち上げたまま、縄の食い込んだ肉体に点々と付着している白濁の精子。
男は、おもむろに後ろ手の麻縄を掴んだ。
そして、息絶え絶えとなっている彩の身体を引き起こし、再びM字開脚のポーズで座らせた。
「顔も身体もベトベトだな……俺が綺麗に洗い流してやるよ。ほら、こっちへ顔を向けろ」
そう言い、髪を掴んで虚ろな表情の美貌を上に向ける。
彩が力なく上を向いた瞬間、男はいきなり顔に向けて小便をしはじめた。
「口を開けるんだ! ほら、ちゃんと口を開けろ!」
二発、三発とビンタを食らわされ、彩が涙を流しながら唇を開いていく。
ジョボジョボ―――
半勃起のペ○スから注がれる小便は、的確に彩の口内へと放たれていった。