セックスライフ-10
ブシャアアアア―――
突き上げられたヒップから勢いよく噴射されていく汚液。
M女のときと同じように、それが綺麗に弧を描きながら床に落ちていく。
講師は、空気もふんだんに入れていた。
液体を吐き終わった彩のアヌスは、間髪入れずにけたたましい放屁を次々と上げていった。
「す、すげえ……」
「や、やべえよ、俺、出ちゃったかも」
凄まじい光景に、圧倒された男優らが股間を擦りながら眼をギラつかせている。
「思った通りだな……。彩さんには素質がある」
講師は、ニヤッと笑ってからM女に目配せをした。
M女が無言で男優らの前に跪き、それぞれのズボンから勃起したペ○スを取り出した。そして、呆気にとられる男優らを無視し、即座に二本のペ○スを交互に咥え始めた。
「監督、今日は早めに休ませてあげたほうがいい。いきなり600も飲んだんだ、かなり体力が消耗しているはずだよ」
講師が、彩の身体を濡れタオルで拭きながら言った。
ぐったりと項垂れた彩を、講師と監督が服を着せてあげながら部屋を出る。
監督は、講師に深々と頭を下げてから彩を車に乗せ、いそいで自宅へと送り届けた。
浣腸シーン撮影当日―――
そこには、いつもと変わらぬ彩の姿があった。
「彩ちゃん、大丈夫か?」
「監督、昨日はありがとう。たっぷりと休んだから大丈夫よ」
爽やかな笑顔を向ける彩。
そこへ、浣腸を施す二人の男優がやってきた。
「昨日はおつかれ。なあ、量はどうしようか?」
男優が心配そうに聞いてくる。
浣腸のシーンは二回あった。
一回目は、緊縛されてから無理やり浣腸されるというもの。
二回目は、完全に性奴隷と化した彩が、自ら浣腸をおねだりするというものだった。
「そうね〜、一回目はグリセリン入れて400にしましょうか。二回目は派手にいきましょう」
「は、派手にって、一体いくつ入れるつもりなんだよ」
「800」
「は、800!?」
平然と言ってのける彩に、男優のほうがビビッて声をあげる。
「お、おいおい、大丈夫かよ、彩ちゃん?」
さすがにこの発言には監督も穏やかではなかった。
「昨日の600入れたでしょ? 実はね、まだ余裕があったのよ」
ぺロッと舌を出してみせる彩だが、みんなは不安を拭いきれないでいる。
受けるほうもきついが、入れるほうも辛いのだ。男優がしつこく600にしようと粘った。
が、結局は彩の固い意志で800ということになってしまった。
「それじゃあ始めるぞ! よーい、スタート!!」
薄暗い照明の中、ついに最後の撮影が始まった。
肉体から自由を奪っている麻縄が、彩の柔肌にきつく食い込んでいる。
緊縛された彩の身体は、屈辱の牝犬姿勢をとらされていた。
頭を床に伏せた状態で、尻だけが高々と持ち上がっている。