生徒会副会長2-3
「待って〜〜見捨てないで・・・・・・」
鈴の目は涙で潤み、本当にピンチなのだと言っている様に見えた。
『ったく・・・・そんな目で見るなよ・・・・・キスしたくなるだろ・・・・・』
「ったく、仕方ない奴だな・・・・・」
教科書と鈴の問題集を選ぶとマークを付けていく
「これ教科書見て解いて・・・・・全部まとめて後で説明するから一回全部解いて、終わったら起こして・・・・俺は寝る・・・・・・」
朱鷺は鈴のベッドに寝転ぶと少しずつ意識を手放していった・・・・・
それから2時間なんとか問題を解き終わり、朱鷺を起こそうとベッドに近づく。
「朱鷺・・・・終わったよ・・・・・」
鈴は朱鷺の顔を覗き込む。
「朱鷺・・・・・」
鈴が朱鷺と静かにキスをする・・・・・そしてゆっくりと唇が離れる。
「鈴のエッチ・・・・・」
「!!!!!!!」
顔が完全に離れ、鈴と朱鷺の視線が交わる。
「なんでキスしたの・・・・・・・・・」
「なんでって・・・・・・その・・・・・・」
鈴は朱鷺から離れようとする