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異世界の放浪者
【ファンタジー 恋愛小説】

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異世界の放浪者 〜ポポ日記〜-1

とある日私は紙を何枚も重ねて作った本を開きペンを走らせていた。


○月×日
登くんに会った。
雰囲気はなんか変わったような気がする。それはもうあれからかなり日が過ぎてるもんね、変わってて同然かも。
でも登くんは昔のように優しかった。普通は怒るような所なのに…私ともう一度過ごしたいって言ってくれた。
でもな…

優しすぎる!

って何変な事言ってるかな私。
そう言えば今日ご飯のとき何やら驚いた表情してたな…。
…味?

いやいや味見したけどおいしかったし…。その前にまだ食べてなかったし味がわかるはずないよね…。
まぁいっか。
おいしいって言ってくれたし。
でもあんま食欲ないのかな…。結構ご飯残ってたような…。何が原因かわからないなー。

…ご飯残ったのって畑の肥料になるかな?


そして次の日…。


○月△日
登さんとの生活二日目に突入した!
登って呼び捨てにするように言われたけど…。どうもついつい〔さん〕付けて言ってしまう。いきなりは言えないよねー。徐々に慣れていこう。
そう言えば登さん…じゃなくて登が…
なんか言いにくい…

登が今日仕事の手伝いをしてくれた。なんとゆうか…真剣に作業してたなー。
でもあんま働かれたらなんかすごい借りを作りぱなしでなんか嫌だな。どうにか休ませる手立てを作らないと…。私の脳内が納得しなーい!

あっ!紙がもうなくなった…。そうゆう事でまた紙買って来るまで日記はおやすみ!

登がいるのに日記が書けないって悲しい…。


そして登に会って半月


○月□日
登に会って半月経って雨が降った。
いつもは水を弾くローブ一枚で顔が濡れながらもお買い物するけど…登はそれが嫌だったぽい。それだからなのか登が笠は?ってゆう要望があったから、取り出したんだけど…。なんで待ったかけられたんだろう?
どう見ても笠だよね?笠だよね?
そんでもって今日登に色々奢ってもらった。散歩とか言って誘ったけど、実を言うと奢って貰う気満々だった。それでもさすがに…

買い過ぎちゃった。

とゆうか登が来て二日目に言ってた借りは何処に行っちゃたんだろうな。凄くでっかい借りができちゃったような…。ついでに紙も買って貰ってこの日記進行中でございます!


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