「人外の果て」前編-7
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夕食、テレビを終えて亮が部屋に戻ると、ドアーをノックする音が聞こえる。 何事かと部屋のドアーを開けると廊下に枕を持った沙織里が立っていた。
風呂場の出来事もあって、つい視線を逸らす亮。
「どうしたんだ?」
「…その…なかなか眠つけなくて…」
沙織里はそう言うと亮の脇をすり抜けベッドに腰かけた。 それを見た亮は、再びペ〇スを熱くする。
「ほらっ、中に寝ろ」
そう言って沙織里をそばに寝かせつけた。
「…ん…ふん…」
寝返りの吐息がなまめかしく聞こえる。 柑橘系のシャンプーの香りはもちろんだが、身体から発せられるミルクのような甘い匂いが亮を刺激する。
「…うん…ん…」
亮も寝返りを打った。 折りしも沙織里と向き合う方向で。
少し身を屈ませると、沙織里の胸元に顔を近付いた。
先ほど大量に放出したのに、ペ〇スは再び熱く硬くなっていた。
「…ふぅ…ぅん…」
それに合わせるように沙織里は身体を寄せる。 亮の鼻先に彼女の胸元が触れて来た。
(…沙織里… )
亮もさらに密着させる。 わずかに隆起した乳房に顔を完全に埋める状態だ。
沙織里の呼吸音が先ほどより大きく聞こえるのは彼女の変化か、それとも亮の変化か。
掌はパジャマの上から彼女のヒザ上の内腿に触れた。
その瞬間、沙織里の身体がビクッと跳ねた。
しなやかさと柔かさをそなえた内腿を撫でながら、ゆっくりと上へと掌を滑らせると、沙織里は身体を反応させ、荒い呼吸音を混じらせ始めた。
「…ふっ…んっ…ん…」
亮の手はパジャマの中へと入りり、沙織里のショーツ越しに秘部に触れた。
「…ふっん…り、亮ちゃん…んん!…」
亮は空いた手で上パジャマのボタンを外す。 中にはタンクトップのようなスポーツブラを着ていた。
亮は興奮を抑えきれずにそのブラを捲った。 途端に、強いミルクの香りが鼻孔をくすぐり、わずかな隆起と蕾が目の前に露になる。
思わず喉を鳴らす亮。
「…沙織里…」
亮の唇が蕾をとらえた。 途端に身を反らせる沙織里。
「あっ!はぁっ!んあっ!」
身体に電流でも流れるように、受ける快感に眉根を寄せて身をよじる。 亮は舌で舐める動きも加えて蕾をさらに強く吸った。