7 2人の距離〜思い出に残る学園祭-6
「本当に!!」
うれしくて刹那に抱きつく・・・・・
「あまり男子に近づくなよ・・・・絶対にだぞ!!」
刹那は真剣な表情で晴美を見つめる。
「うん・・・・わかったでも刹那くんも女の子とあまり話したら駄目だよ」
晴美も刹那を見つめる・・・・・
「まあ・・・・気をつけるよ」
2人は笑顔で手を振り別れそして自分の持ち場へと戻った。
「刹那どこ行ってたんですか?」
那美がギターを持って近づいてきた。
「空き時間だったから教室の手伝いにな・・・・」
刹那は教室で差し入れ代わりに貰ったケーキの袋を見せる。
「じゃあ皆で食べようか・・・・」
各自好きなケーキを取り雑談を始めた。
「そういえばさ・・・・・刹那、いい加減晴美ちゃんと付き合わないの?」
不意に那美が晴美の事についての話を始めた。