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1初恋〜早すぎる別れ
【学園物 恋愛小説】

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7 2人の距離〜思い出に残る学園祭-5

「ったくまさかこんなに面倒くさいとは思ってなかった・・・・」



刹那は教室で採寸した後、喫茶店をやるので準備を手伝っていた。

喫茶店は喫茶店でも執事とメイドがいる妙な喫茶店だ・・・・・



「あっ刹那くん!!」



遠くから手を上げて誰かが近づいてくる・・・・・



「バカッ!!!」



刹那に夢中で足元のロープに気づかず走ってくる晴美に刹那は走って近づく



「あっ!!!」



案の定それに足をかけて転びそうになってしまった。

それを刹那はタイミングよく体を受け止める。



「まったく・・・・危ないだろ?怪我したらどうするんだよ・・・・・」



「ごめんね・・・・衣装が出来たから刹那くんに早く見せたくて・・・・・」



晴美と体を離し、刹那は見張るを見つめる。



「うん・・・・ちょっと回ってみて・・・・・」



晴美は言われた通り一回転する。



「どうですか、ご主人様?」



晴美が刹那を見ると刹那は顔の当たりを押さえながら視線を逸らした。



「あの・・・・その・・・なんだ・・・・すっごく可愛いよ・・・・」



刹那は自分が照れているのをごまかしたつもりだった。


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