ヒメゴト〜The hall〜-3
「後ろ向いて。」
と耳元で囁いた。
麻衣子は訳も分からず、
言われた通りに壁にペッタリとくっついた。
「それじゃ駄目。」
と再び囁やかれ、
グイ、っと腰を引かれた。
壁に顔と手だけ残し、
痴部を思い切り晒した様な格好に、
麻衣子は戸惑いつつも、
待ち詫びた快感を受け入れる準備に気を取られ、
何の抵抗もしなかった。
再び陽介は麻衣子の蜜壺をくちゅくちゅと鳴らし、
愛液を秘豆に擦り付けた。
「ぁん!!」
ビクリと身体が震えると同時に、
先程より大きな声が玄関に響く。
麻衣子自身、
秘豆がどんどんと勃起していくのが解り、
快感に身を委ね始めた。
「いくよ。」
秘豆を擦りながら、
麻衣子の背中に覆い被さる様な格好で、
陽介は囁いた。
麻衣子の耳には届いていないだろう。
陽介は自身を麻衣子の蜜壺に当てがい、
感触を確かめる様に、
ゆっくりゆっくり侵入していく。
「ひぁ…ふ……っ」
いつもとは違う陽介の侵入に、
ゾクゾク、っと蜜壺から背筋にかけて電気が走るような感覚が通り抜けた。
「ぬるぬるだねぇ。」
深く浅く麻衣子を侵食していく。
陽介は麻衣子の腰を持ち、奥深くに到達する。
「あぁぁっ…!」
そのままお互い微動だにしなかった。
いきり勃った陽介自身は、自分を離すまいとうごめく麻衣子を、
ひしひしと感じていた。
(動かなくてもこんなにゾワゾワして気持ち良いんだなぁ…。)
そう感じると軽く身震いを陽介は起こした。
(このまま野村サンがイったら、此処はどうなるんだろうな?)
そう思うが早し、
陽介はすぐに麻衣子の秘豆に手を伸ばす。