投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

太樹と紀久
【同性愛♂ 官能小説】

太樹と紀久の最初へ 太樹と紀久 4 太樹と紀久 6 太樹と紀久の最後へ

太樹と紀久-5

 「修也の後輩」
 同学年の部員に簡単に紀久のことを説明すると、太樹はテレビの前のこれまた古いソファに腰を下ろした。自分の脚の間、床の上に座るよう、紀久を促す。初めての場所で緊張しながらも、運動部らしい締まった体つきの裸の男たちに囲まれ、紀久のそれはさっきと変わらずそり返っている。一方、サッカー部員たちも、紀久の人 目を引かずにはおかない端正な顔立ちと、滑らかで触り心地のよさそうな裸体に興味津々のようだ。
 テレビに映っているのは、制服の女子高生と男の教師。きのう太樹の家で見たのとは男女逆の設定で、申し訳ばかりの修整が施されている。たちまち太樹の興奮が高まる。じっと画面に見入っていたが、紀久が前を手で覆い、緊張して固まっている様子を見て、ソファから床の上に腰を落とす。羽交い絞めするように後ろか ら紀久を抱くと、
 「女子高生は、お嫌いですか?」
 顔を寄せ、冗談めかして聞く。どう答えたものか、紀久が迷っていると、
 「緊張してる?」
 股間を隠している紀久の手に自分の手を重ね、握ったり放したりする。
 「帰る前に出しとけよ。俺がしてやろうか」
 そう言って、紀久の手を床に押し付け、隠したがっているものを露わにする。
 「きのう舐めてくれたし」
 ほかには聞こえないように小声で言うと、紀久の足の付け根や胸の突起をいじり始める。紀久の感じやすいところは、シャワー室で確認済みだ。
 声を上げて紀久が身をよじり、体がほぐれると、太樹は自分の足で紀久の脚を開いて固定する。後ろから回した手で紀久の体の中心をしごき始めた。紀久は、背中に押し付けられた太樹のたかぶりが気になって仕方ない。
 テレビでは女子高生が、後ろから抱かれ、いじられている。興奮した太樹は、自分の腰を紀久の背中に一層押し付けた。胸をいじり、着実に中心部を責め立てる。紀久は酔ったようになって、羞恥心を忘れた。密着した太樹の肉体と、その息遣いが心地いい。袋の付け根や、その下の穴のほうまでなぶられ、ついに紀久の体 から白い粘液がドクドクと噴き出した。それは、紀久の整った顔を直撃し、紀久は目が開けられなくなった。
 「自分のぶっ掛けてる」
 と昂介のうれしそうな声がして、紀久は我に返った。やはり同級生に見られるのは恥ずかしい。手で口の汚れをぬぐい、
 「拭くものもらえませんか」
 と頼む。うん、と太樹は答えたが、すぐには動いてくれず、紀久の脚を広く開いたまま、今出た液体を紀久の胸の突起や袋にゆっくりなすりつけている。サッカー部員たちのざわめきの中、紀久は、目を開けられず抵抗できない自分の、最も恥ずかしい部分が、彼らの視線にさらされて続けていることを強く意識した。

 ようやくティッシュを渡され、紀久は目を拭いた。顔だけでなく、胸にも腹にも飛び散っている。
 「飛ばしたなあ」
 太樹に笑顔で言われると、憎めない。
 「はい」
 紀久もつい、照れたような笑顔で答えてしまう。
 「も一度シャワー浴びる?」
 紀久がうなずくと、太樹も立ち上がった。部室を抜け出すと、再び紀久をおぶって、シャワー室に戻った。
 満員だったシャワー室に今は太樹と二人きりだ。太樹は備え付けのせっけんを泡立てると、素手で紀久の体になすりつけた。床にひざまずき、脚と、その間も丁寧に泡立てていく。男らしい粗い指で優しく触られているうちに、紀久のそれはまた大きくなってしまった。
 「もっぺん、いけよ」
 そういうと太樹は立ち上がり、返事も聞かずに紀久のそれをしごき始める。戸惑ったような紀久の顔がかわいい。紀久の口から小さなあえぎ声が漏れると、再び白い汁が噴き出し、ヒクヒク痙攣した。
 「俺も洗って」
 そう言われて紀久は、太樹が自分にしてくれたように、太樹の体にせっけんの泡をを塗りたくった。ひざまずき、脚にも塗るが、恥ずかしくて中央部はさわれない。
 「そこもちゃんと洗えよ」
 催促されて、ようやく紀久はそこに手を伸ばした。二度も出したのに自分のそれがまた硬くなるのが分かった。袋の付け根あたりのスジが痛い。
 「後ろも」
 太樹が後ろの穴の周りも洗ってくれたことを思い出し、紀久はそこにも指をはわせる。太樹のものが大きくなる。
 紀久はひざまずいたまま、太樹をしごいた。せっけんのおかげで滑りがいい。紀久は、太樹のたくましい太ももが好きだった。無意識に太ももにほおを寄せようとすると、不意に太樹の先端が開いて、さっき洗ったばかりの紀久の顔は、再び、白い大量の粘液をまともに浴びた。


太樹と紀久の最初へ 太樹と紀久 4 太樹と紀久 6 太樹と紀久の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前