振り向けお前っ! 3話〜春風舞う帰り旅行〜-3
「まさか泊まれるとはな・・・」
「正直僕もびっくりだよ。」
と2人で話していると。
「輝と悠太、ちょっといい?」
2人でん?と首を向けると
「泊まれる事になっちゃったし、時間があるからここら辺の外見て回らない?」
「いいね、この近くはお土産屋とか他にはテーマパークとかあるみたいだし。」
「じゃあ見て回るのは決まりね。」
「あ、俺、輝とどっか行く。」
「あんたら2人でいったら私は誰と行けば良いのよ。」
「進一が居るじゃん。」
ひゅん!
と風を切る音がした瞬間に悠太がぶっ飛ばされる。
「グハッ・・・」
「ふざけんな誰がこんな奴と行きたがる!」
酷いな・・・しょうがないここは進一にうまくやってもら―――
「なぁ、そう言えば進一は?」
「輝君も居ないわね。」
ふと旅館のテーブルを見ると手紙が。
ハハハハ輝君は俺がもらったby朝山 進一
「あんの・・馬鹿・・・、しょうがない2人で行くか?」
「え・・あ、う、うん。」
ん?なんかやけに素直だな・・・・てっきり何であんたなんかと!とか言われるんじゃないかと思って居たが・・・・
「さて、何処行くかな。」
「見て回りながら決めればいいんじゃないの?」
と言う事になり、見てから決める事にした。
進一たちは。
「春本、何処行こうか?」
「僕は何処でもいいですよ。」
「せっかくなら遊べるとこだな。」
などと言いつつ
全員が思い思いに時間が減るまで見て回っていた。
ある組はお土産を見ていたり他のある組は遊んでいたりなど自由な時間をすごしていった・・
そろそろ時間も遅くなってきてその帰り道。
進一たちはあー楽しかったななどと話していた。
悠太達は。