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社外情事?〜気晴らしの酒と思わぬ睦事〜
【その他 官能小説】

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仮装情事。〜鉄の女と人気レイヤー〜-9

「…だから、私も用意するよ……自分が見積もった、秘密の厳守に見合うだけの対価を」

そう言って、私は哲也のズボンを掴んだ。
「…えっ?あの、京香さん?」
哲也が素っ頓狂な声を上げるが、構いやしない。私はそのまま哲也を押し倒し、ズボンをずり降ろす。そのついでに。

「…お戯れのつもりですか?私はキョウカではなく『エイナ』ですよ…?」

自分のスイッチを切り換え、コスプレイヤー・アイリとして、「エイナ」を演じ始めた。

私が用意した「対価」。
それは、端的に言えばコスプレH。
濡れる事はないので本番は無理だが、「アニメのキャラクターが気持ちよくしてくれる」という事は、わかる人には時に本番以上の快感を与えてくれる、はず。

「うふ……少し勃ってますわ」
囁くように言って、体にぴったりとフィットしたブリーフの上から哲也のモノを優しく撫でる。すると、彼は気持ちよさそうに声を漏らした。だがすぐに、はっと我に返ったかのようにじたばたし始める。
「と、等価交換ってこういう事ですか京香さんっ」
そんな愚問は無視。じたばたのどさくさに紛れてブリーフを脱がしてやる。
さあ、哲也のモノとご対面だ。
「私に見せてくださいませ…貴方のを…」
「ちょ、ちょっと、やめっ」

「…っ!」

面食らってしまった。
眼前に晒された哲也のそれは、今まで何人分と見てきた私でも初めて目の当たりにするものだった。
先程布越しに触った時点では、まだふにゃふにゃ。だが実際に見てみると、軽く触っただけなのにやや勃ち気味。しかも、その時点で既に少し太い。
「……凄い…」
思わずこぼれるため息。演技を忘れた「京香」の呟きに、彼のモノはぴくりと反応。小さく震えながら、むくむくと大きくなっていく。
「もうこんなだなんて…一体どこまで大きくなるんだ…?」
またため息。正直、どこまでも大きくなっていきそうでこわい。
だが楽しみでもある。AVのモザイク付きでしか見た事がないような逸物が完全に勃起し、弄られるさまを、「当事者」という特等席で見る事ができるのだから。

…だが。

「…い、言わないでください……これ、気にしてるんすよ?」

哲也は、私のため息に顔をしかめた。というか、やや沈んでいる感じがする。
私にはそれが不思議でならない。
「どうしてだ?これだけ大きければ、彼女など鳴かせ放題だろう。何故気にする必要がある?」
だから、率直に聞いてみた。あまり聞かれたくないかもしれないが、場合によっては止めた方がいいかもしれないので、敢えて聞く。
すると、哲也は苦笑。

「…彼女がいればの話じゃないっすか、それ」

…なるほど。

「それに、大きいと勃った時、ズボンの上からでも大分目立つんすよ?変な時に勃つと、いろいろきつくて…」

…それは気付かなかった。どうやら男にも、ちゃんと自分の体についての悩みはあるらしい。
ちょっと親近感。
同時に内心ほくそ笑む。
彼女がいないという事は、おそらく性の快感を知らない。知っていても、おそらく久しい。ならば特別な知識は必要ないだろうし、粗方搾り尽くす事で本番に持ち込ませないようにもできる。


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