「闇に咲く花」-5
「はぁ･･･っん･･･あぁっ、あんっ」
最早、抑えることの出来ない声が舞の喉から溢れ出る。
入り口にあてがわれたオヤジの指がゆっくりと舞の中に入ってきた。
「くっ…うぅん」
苦しそうに舞の顔が歪む。
「舞ちゃんの中よく締まるよ」
舞の腰を抱え込みオヤジは指を前後に出し入れる。
「ほら、舞ちゃん、お口が留守になってるよ。もっとしっかり舐めないと」
舞の内部でオヤジの指が蠢く。
「あっ…うんっ」
もう、舞はテーブルを舐めるどころではなくなっていた。
オヤジも無駄に年を重ねて来たわけではなく舞の感じる箇所を確実に責め立ててくる。
「舞ちゃん、指一本じゃ物足りないだろう。ほら、こっちへおいで」
トロンとした表情で舞は再び、オヤジの膝に乗る。
オヤジの手が舞の顎にかかると、舞の唇がオヤジの唇と重なった。
舞の咥内がオヤジの酒臭さで満たされる。
その臭気に舞の中では、またしても嫌悪感が浮かび出るのであった。
顔を背けようとするが、舞の顎はしっかりとオヤジに押さえつけられていた。
咥内でオヤジの舌が舞の舌を追いかけ、絡め取る。
歯列を存分に舐め回し、涎を注ぎ込み、舞の咥内を充分に犯した後、オヤジはようやく離れていった。
「ケホッ…」
咳込む舞を待つこともなく、自分の浴衣を脱ぐとオヤジは舞を持ち上げ、欲望を主張して止まない剛直を舞の入り口にあてがった。
舞の腰から手を滑らすと舞の胸を揉み上げる。
今、舞の躯を支えているのは、舞の二本の足だけである。
胸を揉まれ、頂点を吸われる度に、舞の足からはぐずぐずと力が抜けていく。
「うぁ…っん」
足の力が抜けるに従い、舞の中にオヤジの欲望がゆっくりと埋め込まれていく。
「ほぅら。おじさんが舞ちゃんの中にどんどん入っていくよ〜」
嬉々としたオヤジの声に舞は足に力を込めようとするが、陰核を撫でられた舞の足は既にその役目を失っていた。
「ぐっ、ひぃっ…」
舞の中をオヤジの業が侵食していく。
充分に慣らしてあるとは言え、まだ経験の浅い舞の口から苦悶の声が漏れる。
オヤジは舞の躯を持ち上げると、落とした。
「ふはぁっ…」
舞の顰めた眉が艶めかしい。
「ほら、舞ちゃん。こうやって自分で動いてごらん」
そう言ってオヤジが腰を突き上げてみせるうちに舞の口から甘い声がこぼれ出る。