「闇に咲く花」-4
「あっ…の…おじさまが、本当に私の初めてのお客様です。『そんなことない』って言ったのは『感じやすい』って言われて…それで…」
しゃくりあげる舞の声にオヤジ熱は少し冷めたらしい。
今度は、猫なで声を出しはじめる。
「いや、怒鳴ったりしておじさんが悪かったよ。舞ちゃんが、余りに濡れるもんだから、つい…」
そうして、再び舞の恥丘を舐め出す。
舞の底にくすぶっていた熱はすぐに温度を上げ、舞は甘い声を上げ始めた。
「あっ…ぅうっ…あああっ」
高ぶった熱が舞の瞳に涙を溜める。
その雫が、頬に流れると同時に舞は達してしまった。
「ほら。舞ちゃん、やっぱり感じやすいじゃないか。楼主に随分と仕込まれたのかな」
震えすぎて、今にもテーブルから落ちそうな舞の乳房を揉みながらオヤジは舞をテーブルに押し戻す。
「それとも、舞ちゃん、元から感じやすいのかな?どっちにしろ、おじさんは嬉しいけどね」
今度は、オヤジは舞の腰を支えるとヒョイッと舞をテーブルから下ろす。
「じゃあ、舞ちゃん。濡れた後をお掃除しようか」
テーブルに溜まった蜜溜まりを指してオヤジは言った。
「え…?」
舞はオヤジが何を言わんとしているか分からなかった。
そんな、舞にオヤジの宣告が容赦なく下る。
「犬が餌を食べるみたいに、舞ちゃんがここを舐めて綺麗にするってことだよ」
ニタァとオヤジの顔が醜く崩れた。
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「舞ちゃんは、おじさんに逆らえないこと、ちゃあんと分かってるよね?」
ねっとりとした声でオヤジが尚も言い募る。
こんなオヤジに感じてしまった自分の躯が恨めしい。
しかも、その感じた証拠の後始末を自分でしろとオヤジは言うのだ。
逆らう術は、ない。
舞は仕方なしに四つん這いになると、テーブルの上に出来た蜜溜まりを舐め始めた。
ピチャッ。
ピチャッ。
先程、オヤジが舞の秘部を豚のように漁っていたのとは違い、舞が蜜を舐める様子はどこか気品のある猫を想起させた。
「舞ちゃんは可愛いねぇ」
嬉しそうにオヤジが言う。
そのまま、突き出された舞の臀部を撫でさする。
舞の頬に朱が差した。
オヤジの涎まじりの蜜を舐めていると言う羞恥と屈辱。
そして、胸の奥に浮かぶほんの少しの快感。
嫌だ嫌だと思いながらも舞は、この状況に確かに酔ってもいた。
オヤジの手の動きに合わせて腰が揺れる。
ごつごつした指先が割れ目を滑る。