投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「深夜の病室」
【制服 官能小説】

「深夜の病室」の最初へ 「深夜の病室」 9 「深夜の病室」 11 「深夜の病室」の最後へ

「闇に咲く花」-3

「……っ!」

ずり落ちないように、ローテーブルの縁をしっかりと握り、オヤジから顔を背けて舞は声が漏れるのを必死で堪えていた。


客にはNOと言えない。
言えば折檻か、見せ物のような凌辱が待っている。
しかし、今ここでどれだけ恥辱にまみれた行為をされようが、これは舞に対する「恩情」なのだと楼主は言う。
脂ぎったこのオヤジは多少アブノーマルな嗜好を持ってはいるが、少なくとも舞の躯が怪我をするような趣味は持たないのだからと。

ジュルッ。
ピチャ、ピチャ。

だが、音を立てて舞の足指を啜り、指の間に舌を這わせ時折、訳の分からない笑みを浮かべるこのオヤジの相手をすることが「恩情」だとは、舞には到底思えなかった。
にも関わらず、舞は自分の躯が熱を持っていることに気付いていた。
裏で客前に出るための「躾」を施された時よりも何倍も強いうねり。
それが快感だとは、決して認めたくはないけれど、舞の躯の芯にくすぶる熱は、次々と蜜を溢れさせてもいく。

オヤジの舌は今度は舞の足裏を舐め始めた。

「あっ…ん……」

くすぐったいのとは違う、もっと脳が痺れるような感覚。
気を抜くと、訳の分からない感覚に躯が持って行かれそうで舞は声を出すのを必死に堪えていた。
背中を汗が伝う。

「舞ちゃん。我慢しないで可愛い声をおじさんにを聞かせてごらん」

上目遣いに舞の顔を覗き込むようにしてオヤジが声をかける。
唇を噛みしめ、オヤジから顔を背けて舞は首を横に振る。
その目には涙が浮かんでいた。

「まぁ、いい。『鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス』ってな。舞ちゃんがどこまで我慢できるかおじさん楽しみだよ」

オヤジの舌は舞のふくらはぎを通り、段々上へと上がってくるのだった。
そのまま、舞の秘部に辿り着いたオヤジは、ピチャピチャと音を立てて舞の蜜を吸い、秘芽を甘噛みする。

「っう…あっ…」

テーブルに舞の蜜とオヤジの涎が溜まっていく。

「舞ちゃん、随分感じやすいねぇ。確か、おじさんが初めての客だって聞いてるけど」

オヤジが顔を上げて問う。

「そっ…そんなこと、ないっ、です」

既に、限界が近く朦朧とした頭で舞は答える。

「舞ちゃん。『そんなことない』って、どういうことだい?おじさんが初めての客じゃないってことかい?」

オヤジの声が熱を帯びた。

「舞ちゃんの“初めて”を買うのにおじさんがどれだけ払ったのか舞ちゃんは知ってるのかい?」

酔ったオヤジの怒りは高まっていく一方である。
逆に、熱に浮かされていた舞は自分がマズい答えをしたことに気付いた。


「深夜の病室」の最初へ 「深夜の病室」 9 「深夜の病室」 11 「深夜の病室」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前