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秋と春か夏か冬
【学園物 恋愛小説】

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秋と春か夏か冬〜15話『いまさらだけどタイトル変だよね。気付けばもう15話だし…。まぁ愚痴ってみたけど、ここにいれる題名が浮かばなかっただけで本編とはなんら関係ありません。では15話どうぞ』〜-4

ズドン!ズドン!ズドン!

『す、ストライク!バッターアウト!チェンジ』

「な、なんだあの女ピッチャー…は、速すぎる…」


鈴音の身体能力を忘れていた……。


……俺は野球のルールはあまり詳しくない…。
だが、ようは相手より点を多くとれば勝てる。
良いピッチャーがいて0点に抑えれば…1点でも………。


そして……

カキーン!

「ふっ……ちょろいわね…」

ほ、ホームラン…。

投げて良し、打って良しの鈴音様だった…。

続く夏輝、恭介もヒット。香織は三振、拓也はセンターフライ。奏樹がヒットを打ち、2アウト満塁の場面で……

カキーン!

「くす♪ボール1つぶん…高めでした♪」

亜季が満塁ホームラン………。

亜季は普通のお嬢様かと思ったら……意外と超人だった……。

結局俺たちのチームはコールド勝ち……。

「あはは♪僕たち強いねぇ」

はしゃぐ夏樹。

…無駄に器用すぎる人が集まったチームと言うことを…俺は忘れていた…。

もしかしたら日本一強いド素人チームかもしれない………。

てか野球を一生懸命してる人達に謝れバカ野郎!バカ作者め!



そして順調に勝ち進み、決勝まできてしまった。

少し時間が開いていて休憩していると…拓也が慌てて戻ってくる。

「みんな!大変だぞ。この大会…仕組まれてたんだ!決勝の相手は……全員、元・甲子園の選手だ。運営者は始めから賞金を渡す気なんてなかったんだ」

「え〜そんなのずるーい!出来レースじゃん」

みんなで不満を言う。だが1人強気な鈴音。

「ふん。上等じゃない……今までが簡単すぎたのよ…相手にとって不足はないわ…」

始めは出ることを嫌がっていた鈴音。今は誰よりも燃えている…。

「そうですね。みんなで頑張りましょう!」

「お〜!!!」

………と、意気込んではみたものの…さすがは元・甲子園選手。

鈴音の豪速球を次々と当てていく。


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