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秋と春か夏か冬
【学園物 恋愛小説】

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秋と春か夏か冬〜15話『いまさらだけどタイトル変だよね。気付けばもう15話だし…。まぁ愚痴ってみたけど、ここにいれる題名が浮かばなかっただけで本編とはなんら関係ありません。では15話どうぞ』〜-2

――翌日。

「昨日の今日で…よくもまぁ集まったな…」

昨日の屋上にいた恭介、理緒、拓也、鈴音、香織、夏輝の6人…それと…

「今日はお招き頂き…ありがとうございます」

「なんで俺まで来ないといけないんだよー」

前回の話からの登場…亜季と愁(♀)である。

「恭介…あと1人どうするんです?」

理緒が聞いてくる。

「一応、最強の助っ人を呼んだんだが…少し遅れるみたいだ…いっそのこと、このまま棄権で良くないか?」

「ダメー!せっかく集まったのにー。ど、どうしよう…」

慌てる夏輝。

人数が足りなくて、いきなりピンチな俺たち。すると香織が話しかけてくる。

「あの…わたしの弟で良ければ。野球経験者で…アドバイス…出来るかと……思って……呼んでたんです……」

「香織…えらい!やったぁ〜これで人数が揃う♪で、弟くんはどこ?」

「そろそろ…来るって…あっ、いました……」

男の子がこっちに近付いてくる。そして…

「姉さん…どこにいるか教えといてくれよ……だいぶ探したんだから」

「あっ…ごめんね奏くん。みんな……こちら…わたしの…弟で…」

「姉さんに付き合ってると日が暮れちゃうよ。
俺は春野 奏樹(ハルノ ソウキ)。聞いての通り、香織姉さんの弟っす。
へぇー……みんな良い人そうで。姉さんも、良い人たちと友達になれて良かったじゃん♪」

そう言って俺らを見渡す春野の弟。
そして俺と目が合う。

「あっ!あなたが恭介先輩ですね!姉さんが家ですごいよく話すので…うむぅ」

話の途中で、香織に口を塞がれる奏樹。

「ちょ…奏くん!……余計なこと……言っちゃ…ダメ!」

顔を真っ赤にしながら弟に怒る香織。

「むぐむぐ…わ、わかったって…もう言わないよ。とりあえずよろしくっす、恭介先輩。みなさんもよろしく!俺のことは名前で気軽に呼んじゃって結構なんで♪」

うーむ……。恥ずかしがり屋の香織の弟とは思えない完璧さ…本当に弟か?それより最近、新キャラが多すぎる気が…。作者はちゃんと収集できるのか?

ご丁寧に1人1人と挨拶していく奏樹。

だが愁のところで止まる。


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