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足枷と手錠と猿轡
【SM 官能小説】

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足枷と手錠と猿轡-1

薄暗い板張りの床の部屋にあるのは二脚の椅子のみ。

片方の椅子の前に私は立たされています。そして、もう片方の椅子に腰をかけて煙草をふかしている黒いコート姿のエム様。

長くなった煙草の灰が床に落ちるのを気にも留めず、エム様は椅子の前に立った私の事を視姦し続けています。私の体が小刻みに震えます。


「服を脱ぎなさい。」


エム様は無表情に私にそう言いました。エム様の冷たい視線が私の体へと向けられています。私が戸惑っていると、もう一度、今度は少し強い口調で言いました。


「脱ぎなさい。」


とても、強い意志と迫力で私に服を脱ぐ事を要求する、その言葉の前に私は抵抗する事が出来ませんでした。胸のボタンを外し服を脱いでいきます。一枚一枚服を綺麗にたたむと下着姿になった自分の肌を少しでも隠そうと、たたんだ服を前に抱えるようにして持ちました。

エム様がゆっくりと立ち上がります。外見上はアクセサリーなどは一切していないエム様が動くたびに、ジャラジャラと鎖のような音が聞こえます。

黒いコートのポケットが異様に膨らんでいます。そのポケットの中の物が動くたびに音をたてているようです。エム様はジャラジャラと音を立てながら、私に近づいてきます。

エム様は無言のまま、私に近づき服を渡すように手を差し出してきました。私はこくっとうなずくと、両手に抱えた服をエム様に差し出しました。

私から服を受け取ったエム様は、そのまま私を視姦し続けています。触れるか触れないかのところで、私の首筋、下着に覆われた胸のふくらみ、下半身の薄布を視姦し続けています。

私はエム様から視線をそらすように床の一点を見つめています。


「椅子に座りなさい。」


そう言ったエム様の手が私の肩を軽くつかみました。思わず体がビクッと反応してしまいます。

私に座る事を促すように、エム様の手に力がこめられます。私はエム様の手の誘導に従って椅子に腰を下ろしました。

エム様は私の服を自分が座っていた椅子に置くと、異様に膨らんだコートのポケットに手を入れて私の前にしゃがみこみました。ちょうど、エム様の目の位置が私の敏感な場所と同じ高さになります。

それだけで、私の下半身がウズきはじめていました。

エム様が私の左手を握りました。そして、ポケットから銀色の手錠を取り出すと私の左手首を椅子の手すりに固定しました。もう一つ、手錠を取り出し次は右手首も手すりに固定しました。

私の手首が完全に手錠と手すりによって自由を奪われました。この部屋には私とエム様のみ。すでに、私のすべてはエム様の思うがまま、私の体も命さえもエム様にゆだねられ支配下にあるのです。


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