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「史乃」
【父娘相姦 官能小説】

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「史乃」-19

*****

数日後。

「ごちそう様!」

史乃は気忙しく夕食を終え、使った食器を流し台に運ぶと、

「お父さん。食べ終わったら流し台に置いといて。後で私、洗うから」

「どうした?そんなに慌てて」

史乃は苦い顔を寿明に向け、

「明後日、試験があるのよ。だから勉強しないと…」

そう言うと、パタパタと自室に消えて行った。その姿を見て寿明はため息を吐くが、食事を終えると、そっと使った食器を洗うのだった。
自室で机に向かう史乃。その顔は真剣そのもの。高校生の時と違い、成績が即、就職口に繋がる訳だから、ヘタな成績は残せない。

人生初めてと言えるほど、必死になっていた。


「…あ、ふぁ…」

午前を過ぎると、さすがに睡魔に襲われる。史乃は携帯のアラーム時刻を30分後にセットして、

(…睡眠も必要だからね…)

そう思うと机に突っ伏して瞼を閉じた。すぐに寝息が漏れる。



(…うん…?)

どのくらい眠っただろうか。ふと史乃は目を覚ました。半身がスースーして、胸元に妙な感触が漂う。

(……!!)

シャツが胸元まで捲れ上がり、背後から伸びた手が乳房を鷲掴みにしていた。

(…い、いや……)

あまりの出来事から声が出ない史乃。思考が恐怖心で支配されそうになった。

その時、体臭が微かに匂った。

(…お…お父さん……)

それは、寿明の匂いだった。
史乃は乳房へ伸びた手首を掴み、

「…お、お父さん。止めて」

震える唇で、消え入りそうな声を挙げる史乃。だが、寿明は娘の耳元に顔を近づけると、

「…オマエと、早くこうなりたかった……」

耳元で囁き、乳房をこねるように揉みしだく。親指と人差し指でやさしく乳首を挟み込み、強弱をつけて刺激を与える。

「お父さん…ダメよ…止めて…」

史乃は刺激を受けて時折、身体をビクッと反応させるが、許されざる行為に罪悪感が浮かんでいた。

そんな娘に、寿明は再び耳元で囁く。

「…そんなオマエだって…私の部屋で自慰に耽ってたじゃないか?」

史乃の思考が一瞬、凍りつく。

「…何故…それを……」

「…わ、私の部屋に裸で入り込み…ソファでオナニーしていたな。更に言えば…前夜、私の部屋の前で聴いていたな?」

「…それは…うん…ふぁ…」

羞恥心と快感が入り混じる。自分が父に抱かれる様を想像して、オナニーしていたのを知られていた。


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