投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

純な彼女
【その他 官能小説】

純な彼女の最初へ 純な彼女 7 純な彼女 9 純な彼女の最後へ

えっちな彼-3

「えっ、遼くん…なんで…」



「何でって…見舞いに決まってんジャン」



動揺して慌てるわたしをしりめに、遼くんはヒョウヒョウとした様子で中に入ってきた。

そしてわたしの顔に近づいてきたかと思うと、そのままおでことおでこを押し当てられる。



「!遼く…」



「ジッとして」



そんな…ジッとしてろなんて…むり…

唇が触れそうなくらい、遼くんの顔が物凄く近くにあって、風邪の熱とはまた違う意味で、身体が熱くなってしまう。

それでも、おでこはくっ付けられたままで、耐え切れず真っ赤になって目を押し瞑っていたら、遼くんがちょっと悪戯っぽく笑ってみせた。



「思ったより熱あんな。俺が介抱してやる」





「遼く…?」



遼くんは掛け布団を剥いだかと思うと、ギシッと音を立ててわたしの上に乗り上がってきた。

そして戸惑うわたしの服の中へ手を入れようとする。



「!だ、だめっ…」



「なんで…?いーじゃん。ヤろうよ」



とっさに遼くんの胸板を押して、止めようとしたら、その手を彼に掴まれた。

目の前には慣れたように甘く笑う遼くんの顔…。

身動きが取れなくなったわたしは、真っ赤になった顔を背けて言う。



「だ、だって…熱、移しちゃ…んんっ」



わたしの言葉を遮って遼くんが唇を塞いできた。

有無も言わせず、強引に開けられた隙間から遼くんの舌が押し入ってくる。


純な彼女の最初へ 純な彼女 7 純な彼女 9 純な彼女の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前