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秘書の恋
【OL/お姉さん 官能小説】

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第3会議室…2-1

ミスを指摘され、その責任をとるという名目で犯された…


──そのことがあってから。

何度も秘書課の星野優花(ほしのゆうか)は、営業部部長の橋本歩(はしもとあゆむ)と顔を合わせたが彼の笑顔はいつも通りだった。

いつも通り営業部に行き、星野は部長に挨拶をして、仕事をする。
昼になれば秘書課に戻り、秘書課の友人と食堂で昼食をとる。

そんな毎日はいつもと変わらないはずなのだが──





あの日から何週間かが過ぎた日。
あたしは今日もいつも通り仕事をしている。

だけど今日は会議があるのだ。
──あの第3会議室で。





「──の。ほしの…星野。

話聞いてるか?」

会議中、あたしはずっとあの時の出来事が頭から離れなくて、部長から注意までされてしまった。

「あ、すみませんっ…」

「疲れてるんだろう。
もう終わるから少し集中してろ。
星野は優秀だけど、ぼうっとすることもあるんだな」

…部長はそう言った。
いつも朝、挨拶するときのような笑顔で。
部長のその言葉に、会議に出席している人たちもクスクスと笑う。

「すみません、集中します…」

あたしは苦笑するしかなかった。
集中しますと言ったはいいものの、やっぱり会議に集中することはできなかった──





「星野、さっき何考えてた?お前らしくない」

会議が終わり、あたしが机の上の余った資料を整理していると後ろから部長がそう聞いてきた。

「いや、ただ…疲れてただけです」

部長の方を振り向かずに、そう返事をする。
…わかってるくせに。
どうしてそんなひどいことを言うの?

「…!」

そんなことを考えていると、後ろから部長があたしを抱き寄せて。


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