エム-5
「良かったというのも変だけど、最悪の事態だけは避けられて良かったね。」
「はいッ!でも一人でする時、その時の事を思い出すと凄く感じるんです。あの先生は大嫌いだから、好きなアイドルとか、その時好きな人に無理矢理されてるのを想像して一人でエッチしちゃうんです。・・・今はエム様にされてる想像してました。」
「俺を弘子のオナニーのオカズにしてもらえるなんて、光栄だよ。
俺もイきそうだよ。」
「えっ!?エム様も・・そのぉ・・今?」
「そうだよ。変かな?」
「変じゃないです。なんか、エム様が今私と一緒にアレをしてくれてるって思ったら急に胸の辺りが熱くなって・・もう、イきそうです。」
「イッていいよ。一緒にいこう。」
「はい。じゃあ、一緒にイッて下さい。」
俺は我慢していた、股間を突き上げてくる衝動への抵抗をやめて、右手で自分の肉棒を激しく擦った。右手の上下運動に合わせて、尿道にそって何度も何度も快感の波が押し寄せてくる。奥から欲望の塊がはき出されるような感覚が、俺の肉棒を襲う。
体がビクッと反応してしまう。
ウッ!!・・
俺の肉棒の先端から、どろっとした乳白色の液体が勢いよく、溢れ出す。白い液は飛び散り、俺の右手・・そして、太ももや着ている服にまで、染みを作った。
・・・俺はまだ、自分の肉棒の奥に溜まった白い欲望の塊を右手でしぼり出すと、ティッシュで拭き取りゴミ箱へ投げ捨てた。
体中から興奮が引いていき、いっきに熱が冷めていく。
・・軽い脱力感を感じながら俺が携帯を手にとると、携帯がメールの着信を知らせた。
「イッちゃいました!エム様は?」
「俺も今、イッたとこだよ。気持ち良かったよ。」
「エム様に気持ちよくなってもらってうれしいです。」
弘子からのメールを受け取った俺はすでに脱力感はどこかへ吹き飛び、変りに爽やかな気分になっていた。
おわり