第3会議室…1-4
「もうそろそろ…下も準備ができてるんじゃないか?」
その言葉に、あたしの体が大きく震えた。
「で…できませ…もう…許して…くださいっ…」
唇から指を離して、勇気を出してそう言った。
だけどあたしがその言葉を言っても、
部長は──
「責任をとれ、と言ったはずだ。
…下着をずらして、脚を開け」
あたしの勇気は空しかった。
冷たい目は、あたしの体をじっと見つめてる。
あたしは、部長が許してくれるなんて心のどこかで思っていたの?
あたしは下着に手を触れる。
もう、抵抗しても無駄だ、と。
そう思いながら下着をずらし、脱いだ下着を握りしめると覚悟をして──
脚を、開いた。
「ふふ…
まあ…誰にも言わないから安心しろ。
さあ、見せてもらおうか」
「は、はい…わかりました…」
それに触れると、その部分は恥ずかしいほどに潤っているのがわかる。
クレヴァスにそって下から上へと指を動かし、吐息が漏れ──
体液で濡れた指で核に触れた。
「あ…」
部長が近づいてきてあたしの耳元でこう囁く。
「いつもこんなことしてるのか?」
やめて…そんなこと言わないで…
「近くにいると聞こえてくるな、やらしい音が」
確かにあたしが指で触れる度にくちゅくちゅと卑猥な音を立てるそれ。
「は…ぁ…
嫌…もう見ないで…」
指先で触れる感触が、だんだんかたさを帯びてくる。
行為をやめることが許されないなら、いっそのこと早く終わってしまえとばかりに右手の中指の先をぎゅっ…と押しつけて。
──だめ…!!
「…!!あぁっ…」
あたしの絶頂に達した姿を見て、くくくっ、と笑う部長。
もう、許して…
部長は、ぐったりとしているあたしの顎をつかんでこう言った──
「まだお前を許したわけじゃない」
「…?!…ん!」
──唇と唇の距離、0センチ。
部長の舌はあたしの唇の中にまで入り込んでくる。
そして、もうひとつの卑猥な唇にも…