命日が誕生日13-2
ミーンミンミンミン…
「…………」
(天草殿……あなたは女性達から偉い評価をかち得ているようだ…)
ミーンミンミンミン…
『ねぇ!もぅ折角の夏休みなんだから…
どっか涼しい所に出かけようよぉ〜…』
「はぁ…しかし金銭もかかるしな…」
『そぅね…それにうちの神社も夏祭りやるし』
ミーンミンミ……
『うるさぁーぃ!!!!
なんなの!?さっきから
所々入ってくる、このミンミン言ってるのは!?』
「作者なりに夏を演出してみたらしい…」
『はぁ…ウザいだけね』
『まぁヘボ作者だから』
…………ミン?
『で!?静かになった所で
どう金銭を調達するかって話…よね?』
「そんな話だったか?」
『…ぃゃ……だから夏祭りの準備が……』
…………
『そこで!!この私と零で
悪霊退治よ!!』
「…天迦はシカトなのか……?」
『……ぅぅぅぅ…泣』
『えぇぃ!泣くなそこの大きい少女!!』
『な…何か……私…
扱い酷くない…?
一応ヒロインなのに……
……ブツブツ』
『まぁまぁ……
天迦も零と一緒に旅行行きたいでしょ?』
……………
『……嵐!!私!!全面的に協力するわ!!』
『よし!!それでは早速!!
カモを……
依頼者を…探すわよ!!!』
かくして…
女2人は不純な動機で
一致団結を果たした…
「…あの……俺は?」
『『我等に夏をォ!!』』
いつの時代も女は強し…
……………