「美女と野獣・・・」-7
ヤバイ!
それまでも自分が襲われるという危機感はあったが、
今こうして自分に抱きつき、欲情し、発情して、
ビンビンにおっ勃ったブツの感触を尻で感じた瞬間から、
激しい恐怖が襲ってきた。
「イ・・・イヤーーーーッ!!やめてよ!離してよっ!誰か助け・・・・」
瞬時に手で口を塞がれた。
誰か聞こえたでしょ・・・?
早く助けに来てよ・・・
誰でもいいから早く・・・
一途の望みを託し、しばし外の気配をうかがった。
が、さっきと同じ様に誰かが喋りながら笑っている声が遠くに聞こえ、
一気に絶望の淵へと追い込まれた。
「黙ってろって!静かになったと思えばいきなり叫びやがって・・・」
「・・・んー!・・・んーんー!・・」
自由になった左手で、塞がれている彼の左手をどかそうとするが、
所詮女の馬鹿力でもビクともしなかった。
身体を左右にブンブン振り、なんとか振りほどこうと懸命になればなるほど
彼の右腕と口を塞ぐ左手に力が入る。
災いにも彼は痩せ型タイプではあるものの、180cmを越す恵まれた体型を持ち、
わずか155cmのRが何をした所で到底力は及ばなかった。
「お前さー、そんなに拒否んなくたってよくね?」
「・・・んーんー!・・・」
「付き合ってんだからSEXすんの当然だろーよ。」
「・・んーーっ!!・・・・」
「今度叫んだらどーなっても知らねーぞ。」
「・・・・・」
口を塞いでた左手がソロソロと解かれ、
今度はミニスカートの中のパンツの上へと覆いかぶさってきた。
割れ目をなぞる様に指で擦られる。
Rは立ってるのもままならない程に脚がガクガクと振るえるが、
依然と背後から強く抱きしめられている事で、
倒れる事だけは免れていた。
ふと下腹部に生ぬるい人肌の感触が伝わったかと思うと、
スルスルとパンツの中に彼の手が這ってきた。
「・・やっ・・・ぃや!・・イヤーーーーッ!!」