信じる者は救われたい13-6
『怒怒怒怒怒怒怒怒』
『先輩……???怒』
「ぃ……ィャ…
お…俺は悪くない!!
俺は被害者だぁ!!
第一俺はこの尻軽パンダのせいで…ファーストキス失ったんだぞ!?」
『大丈夫♪だって私も初めてだったから♪』
「は……はぁ!!!?
尚更!!大丈夫じゃなぁーーーーーーい!!!!
何考えとんじゃ!!
お前は人か!?人なのか!?
宇宙人か!?
パンダの惑星か!?
パンダの逆襲なのか!?」
『あははは♪
あー…ことりちゃんと飛鳥ちゃんごめんね?
お先に頂きましたぁ♪』
そぅ言って、満面の笑顔で馬鹿面するパンダ…
『し……仕方ありません
では…私も失礼してセカンドキスを…』
『……ダメ……2回目は……譲らない……怒』
「……き……」
全『『 き? 』』
「キャァーーーー!!!!」
俺は逃げた……
もぅめちゃ逃げた…
俺は3人の珍獣に追われ
必死に自分の貞操を守りながら……
そして俺は思った
こんな奴等を見て
変わろうと思った自分は
恐らくとんでもなく
見る目が無いと…
心からその愚行を後悔するのであった……
「イぃヤャァぁーーーーーーー……!!!!」